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2011年 11月 11日

医療保険の見直しのススメ

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの當舎です。

今日11月11日は、厚生労働省によると「介護の日」。
語呂合わせで、いい日いい日だそうです。
私の実家でも「老老介護」の状態です。
(老人が老人を介護している)
本当に「いい日」を過ごせるといいですね。

さて、11月は、行事満載の秋ですが、
今週の日曜日は、行政書士の試験監督をしてきます。
最近は、疲れると、すぐお酒を飲んでしまうので(笑)、
飲む前に「食べる」を心がけていきたいと思っています。

さて、今日は医療保険の見直しのススメです。
我が家も、ちょうど保険の見直し中です。
最近の医療保険は、かなりバリエーションが豊富ですが、
一方で、どう選んだらいいのか悩みどころではないでしょうか。

我が家の場合、30代の時にはあまり必要性を感じなかった医療保険。
元気で長生きするためにも、医療保険をお守り代わりにしようと、
見直しを考えたのです。

見直しですが、特約については、何をつけようか迷うかもしれませんが、
最近、よく耳にする「先進医療」について、説明しておきます。
最先端の医療のことだと、間違って理解している方も多いのですが、
最先端の医療は、多くは、公的保険の適用外となり、これに伴って、
通常の治療(検査や投薬など)も、全額が自己負担となります。
これが、「混合診療」というものです。

ところが、この最先端の医療が、
厚生労働省の認める「先進医療」と認定されると、
先進医療にかかる費用は、全額が自己負担ですが、
通常の治療については、保険が適用されます。
じゃあ、「そちらの治療にして下さい」と簡単に言ってしまいそうですが、
そんな簡単な話ではありません。
がん治療で注目されている重粒子線治療のように、
全国で3か所しか実施されていないものもあります。
ご自分のお住まいの近くに医療機関がなければ、
通院費用や宿泊費用もばかになりません。

ただ、こう書いていくと、医療保険の加入の際に、
先進医療特約をつけることないんじゃないかと
思われるかもしれませんが、意外に特約保険料は安いものです。
費用対効果を考慮してみると、かなり、いい特約だといえるでしょう。
ただ、主契約の医療保険を、まず真剣に考えることを忘れないでください。

その主契約を考える際に、考慮していただきたい点を申し上げます。
健康保険が適用される治療が高額になると、
自己負担額を一定に抑えられる「高額療養費制度」。
この見直し案が出てきています。
年収300万円から800万円であれば50万円。
800万円以上であれば99万円が
年間の上限になる予定です。
この上限額があることで、民間の医療保険については、
保険料の払込期間や自分の心配ごと(がんや女性特有疾病)など、
予算や環境によって、自分らしく選択することが可能となってくるでしょう。
by lifeplaning | 2011-11-11 00:29 | 中村 真佐子
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