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2011年 11月 09日

おひとり様の老後~遺言書を書こう

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの中村 真佐子です。

先週、近所にある大学の文化祭に家族で行ってきました。
青春まっただ中の若い人たちはとても眩しく、輝いており、活気があり、羨ましく思いました。
そんな若者のパワーをもらって今週もガンバロウと思いました。

さて今回もおひとり様シリーズ
前回は、地域のサービスについてみてきました。
今回は「遺言書を書こう」です。

だいぶ前の事ですが、主人の会社の同僚が旅先で突然お亡くなりになりました。
その方は独身。両親もすでにおらず。兄弟もいませんでした。
財をなすのに力があったのか、サラリーマンでありながら、たくさんの不動産を所有し、金融資産もたくさんある方でした。

死亡したのが旅先であったため、身元が判明するまでに時間がかかりました。
身寄りがいない為に、勤め先の会社に連絡がいき、会社が死後の雑務にあたりました。
困ったのは、残された財産の処理。会社にとっては退職金などの支払先が無く、困り果てたそうです。
会社が探してやっと遠い親戚にたどりつきましたが、死亡した本人は当然その親戚とは生前何の交流もなく、突然降ってわいた話に、親戚の方も困惑していたそうです。

せっかく築き上げてきた財産も、引き継ぐ先がなければ、国のモノになってしまいます。
身寄りがない場合は、勤め先などにも迷惑がかかってしまいます。
遺言書があって遺言執行者が指定されていれば、主人の同僚のようなケースは避けられるでしょう。

何より自分の意思が尊重され、世話になった人や寄付したい所にお金が流れ、自分の財産が有効に引き継がれます。

遺言書は、15歳から作成できます。
明日何が起こるかわかりません。
単身者の場合、遺言書作成し、信頼できる人に遺言執行者を頼んでおきましょう。
by lifeplaning | 2011-11-09 08:27 | 當舎 緑
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