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2011年 11月 02日

おひとり様の老後~地域のサービスを利用しよう

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの中村 真佐子です。

11月に入りました。
今年も残すとろ、後2カ月余りとなりました。
年を重ねるごとに月日のたつのが早く感じられます。
1年の振り返りをそろそろし始め、やり残しが無いように
心して1日1日を過ごしていきたいと改めて思いました。

さて今回もおひとり様シリーズ
前回は、地域とのつながりが大切であることを見ていきました。

今回は地域サービスの利用です。

単身者にとって地域のつながりが安心につながるということを前回見ていきました。
特に高齢の単身者が利用できる地域サービスとはものはどんなものがあるのでしょうか。

単身者の場合、困りごとの相談があるにどうしていいかわからず、抱え込んでしまうというケースが少なくありません。

自治体では、各種困りごとの相談できる機会を設けています。
法律相談、労働相談、税務相談、年金相談、健康相談、消費生活相談、女性相談、不動産相談、相続相談等々生活にかかわるありとあらゆる相談を受けられる窓口があります。
専門家が相談にのってくれます。
何か困りごとがあった場合は、些細なことでも、そのままにしておかないでまずは住んでいる地域の役所へアクションを起こしてみましょう。

現状、高齢者の独り暮らしの場合、地域包括支援センターがある程度把握しています。
しかし、人口が多いところなどは、その見守りが行き度とどくことが難しくなります。
地域のつながりを持っていたら、何かおかしいことが起こっている時、
近所の人からの通報で、役所や地域包括センタ―の人が駆けつけてくれます。
役所の人や、地域包括支援センターの人が関わることにより、解決の道が開けます。

例えば、私が生活支援員として支援をしている人は、以前独り暮らしでいましたが、
あるとき階段から落ちて身動きが取れなくなっていました。
数日誰も気がつかないでいましたが、近所の人が不審に思い役所に通報したのです。

その後は病院入院⇒老人保健施設入所と手配がいき届き、元気になりました。
役所が関わることにより、疎遠だった親類にも連絡が行き、住んでいたい家の処分もできました。
一方、この方のお金の管理は施設ではやってくれません。
親類が遠くにいてそれがむずかしいので、社会福祉協議会が関わりました。
自立生活支援事業では、各種支払いなどのお金の管理をしてくれます。

役所、地域包括支援センター、社会福祉協議会のサービスで
この独り暮らしの方は支えられて、安心してこの地域で暮らしています。

単身者の場合、自分ではなかなか解決ができない困りごとがあった時は、
まずは親類を頼ることになりますが、
それが難しいときは、まずは「役所へ相談」です。

元気な時でも介護予防の、イベントなどもひらかれていますので、積極的に利用してみましょう。
このような催しを知るには、何といっても広報誌。
自治体の広報誌は大切な情報源となります。
毎回チェックして、地域のサービスを大いに利用しましょう。
by lifeplaning | 2011-11-02 10:03 | 當舎 緑
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