2011年 09月 30日
金銭教育のススメ
ファイナンシャルプランナーの當舎です。
朝晩はめっきり冷え込むようになり、私の周囲でも、
ちらほらと体調を崩し始める人が出てきました。
皆さんも気をつけてくださいね。
私は、様々なメールマガジンを取っているのですが、
昨日流れてきた、東京証券取引所からのメールについてご紹介いたします。
10月23日「金融教育フエスティバル」のお知らせの内容でした。
イベントとしては、講演会「大震災以降の私たちの生活とくらし」、
忍たま乱太郎のスペシャルショー、ガチャピン、ムックとお金のことについて学ぼうなど
様々な内容となっています。
ただ、お小遣いゲームなど、すでに定員に達したため、閉め切っているものも
ありますので、私は、貯金箱やお札などについて知るコーナーを回って、
セミナーに参加してこようと思っています。
知るぽるとのHP(www.shiruporuto.jp)でもイベントについて
紹介していますので、興味のある方はぜひ覗いてみてくださいね。
先日も、子ども向けの雑誌の中で、親向けの記事を執筆したのですが、
編集者の方とお話していて、まだまだ日本で、金銭教育というのは、
なじまないなあという感じを受けました。
対象は、来年小学校1年生になる子どもですが、
私としては、金銭教育の手始めとして、
出来るだけ早い時期に、お小遣い帳をつけることを勧めています。
理由の一つとしては、大きくなってしまうと、
扱うお金も、欲しいものも高額になりますし、
お金の使い方って、ある程度になると、人から指摘されると嫌なものですよね。
(私もそうでした。)
小さいうちなら、まだまだ素直に親の言うことを聞いて修正しやすいということです。
我が家の3人兄妹も、小学校に入った時からお小遣い制ですが、
それぞれの性格もあり、お小遣いをアップしたり、減額したりということの
試行錯誤が続いています。
こういう試行錯誤が出来るのも、早くから取り組んで、
その時その時で、より良い選択をしてきたからだと思っています。
ただ、やっぱり、「うちの子にまだお小遣いは早すぎる」という方が
多いのが現状です。
「金銭教育」と考えると、難しいものに考えがちですが、
これまでも、若者のクレジットカード問題や、
高齢者の布団購入など、詐欺まがいの事件はずっと起こってきました。
将来、自分のお金を少しでも無駄にしないよう、
賢い「消費者」としての知恵を身につけるということに
ぜひ、発想を転換していただきたいものです。