Woman.excite Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ

2011年 09月 28日

主婦の働き方と教育費用捻出はリンクする

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの中村 真佐子です。

すさまじい台風が去った後、空気が入れ替わり朝晩は寒く、秋らしくなってきました。
夜、奏でる秋の虫たちの音色も心地よいですね。
年のせいか?今週は、早くも顔、手足の乾燥が気になり始めました。
肌のお手入れと朝晩の気温差が体にこたえますので、体調管理をしっかりとして
実りの秋を楽しみたいですね。

今日は主婦にスポットを当てます。
先日高2の娘のママ友達との会話の中で出てきたのは、大学進学費用。
やはりどこの家庭でも悩みの種となっているようです。

収入が伸びない中、大学の費用は高額なまとまったお金が必要であり、受験の為の塾などの費用もかさみます。
足りなくて困っている家庭が多いこと・・・

その中で気になるのが、費用が足りない場合、奨学金を利用すればよいと思っている人が多いということです。
自分が学ぶための費用を後から自分で返すことは、子どもへの教育的な観点からも、すばらしい考え方だと思います。実際に私の周りでは、奨学金を得て大学に通っているお子さんは多くいます。

奨学金を利用すると、返済は卒業後となります。
めでたく就職が決まり、卒業後自立をして仕事をして、報酬を得て生活をしていくそのスタート時点で、借金があるということは、その後にライフプランに大きく影響を及ぼします。
20代の賃金は伸び悩み、65歳以上の年金生活者よりも収入が少ない現状。
そんな中での借金返済は、大きな負担となります。
親としてはその辺も考慮したいですね。

実際は、子供の代わりに親が返済しているご家庭もあります。
親の年代を考えると、自分の老後のお金をどうするかと思い始めるころ。
住宅のローンの他にも借金を抱えていては、蓄えなどできないでしょう。

そんな状況を打開するには、収入を増やすことです。
震災が起こり、復興の為に、お金が必要になり増税がささやかれています。
主婦働き方も見直す時に来ていると思います。
「103万円の壁」「130万円の壁」などを意識せずに、自分のキャリアを真剣考えて収入を上げることを考えていきましょう。

この「壁」自体も近い将来、なくなる可能性もあることを覚悟しておきましょう。
自分の老後の年金が少しでも増えるように、子どもの教育費を積むために、働き方を制限せずに考えていく。
そんなふうに働き方をシフトし、早く実行に移すことです。
子どもの自立と主婦の自立。
自分の将来、子供の将来のライフプランに大きく影響するのは違いありません。
by lifeplaning | 2011-09-28 11:26 | 當舎 緑
Copyright c 1997-2009 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.