2011年 09月 13日
マネーと生活力検定
ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの長谷剛史です。
今回は、日本FP協会が主催している「マネーと生活設計力検定」 の
過去問を一緒に見ていきたいと思ってるねん。
「知らないと損する時代」・「損していることにも気付かない時代」
を乗り切るため、お金の勉強はすごく大事なことやと思って解いてみてなあ~
5問中何問正解できるかな???では、チャレンジしてみよう!
*問1*
銀行が破綻したときの保護制度「預金保険」の対象にならない
預金は、次のうちどれですか?
①定期預金 ②普通預金 ③外貨預金 ④当座預金
*問2*
友人に頼まれて連帯保証人になりました。業者から「友人の借金を返せ」
と言われたときの対処として、適切なものは、次のうちどれですか?
①支払う必要はない
②借金の一部を支払う必要がある
③友人が返せない場合には、支払う必要がある
④友人の事業に関係なく、支払う必要がある
*問3*
火災保険と地震保険についての説明のうち、誤っているものは、
次のうち、どれですか?
①火災保険は、建物の構造により保険料が異なる
②地震保険は、火災保険と併せて加入することになっている
③マンションでも、地震保険に加入出来る
④火災保険は、地震によって火事になった場合も補償する
*問4*
生命保険の契約者が夫、被保険者(保険の対象となっている人)が妻、
受取人が子供の場合、妻が死亡した際に支払われる死亡保険金にかかる
税金は次のうち、どれですか?
①相続税 ②贈与税 ③所得税 ④住民税
*問5*
クレジットカードを利用して毎月一定額を支払う「リボルビング払い」
にした場合、利子の扱いについて、正しいものは次のうちどれですか?
①特に利子はかからない
②利子は返済が滞った場合しかかからない
③買い物をしたときに利子が一括でかかる
④残高に利子がかかる
・・・
・・・
・・・(考え中)
・・・
・・・
はい! それでは正解を発表するわなあ~
問1、3 問2、4 問3、4 問4、2 問5、4
何問正解したかな?
全問正解しても、何もないからねえ~(笑)
でも、全問正解した方は、マネーに関して自信を持って良いかも♪
では、解説
問1:外貨預金は対象にならず、破綻した金融機関の財産状況に
よって支払われることになるねん。外貨預金をするときは、
金融機関を選ぶ必要があるなあ~
問2:連帯保証人と保証人が、ごっちゃになっている方が多いので
注意が必要やで!
連帯保証人は、借り手(ここでは友人)が返済可能かどうかに
関係なく、業者から友人の借金の返済を請求されたら、返済
せなあかんねん。それに対して、単なる保証人の場合は、先に
友人に請求するよう主張することが出来るねん。
問3:火災保険は、地震や噴火による火災、またはこれらを原因とする
津波による損害は補償されへんねん!
問4:生命保険の死亡保険金は、「契約者」・「被保険者」・「受取人」
がそれぞれ誰かによって、かかる税金が違うねん。
①契約者=被保険者で、受取人が相続人の場合は、相続税
②契約者・被保険者・受取人が全て違う場合は、贈与税
③契約者と被保険者が違うけど、契約者=受取人の場合は
所得税と住民税。
不安になった方は、一度、ご自身が加入されている契約内容を
確認してなあ~
問5: リボルビング払いでは、利用額の残高に対して、一定の利率で
計算された利子を、毎月の返済額の中で支払うことになるねん。
新社会人が初めてカードを作る場合、最初からリボルビング払い
にチェックが入っている場合もあるので、要注意やで!
それでは、また次回を楽しみに待っててなあ~♪