2011年 09月 02日
リスク対処のこんな方法
ファイナンシャルプランナーの當舎 緑です。
さて、昨日は「防災の日」。
皆さんも何かアクションをおこしていただけましたでしょうか。
私はチャリティーセミナーに参加してきました。
その際、自分のリスクを見つめ直し、
「交通費」というリスクに気づきました。
私の親戚は関西なので、何かあった時には、結構お金がかかるのです。
私の父も、弟の介護に毎週山口まで通っていましたが、
これから「老老介護」というリスクにも備える方法も
考えなくてはいけないかもしれませんね。
保険で備えるわけにはいかないし、
現金を貯めると言っても。
悩ましいです。
さて、今日は、先週の社会保険労務士試験のお話をします。
私は、色々な資格の受験講座の講師をすることがあるので、
社会保険労務士試験の問題は、毎年チエックしています。
ところが、ここ数年、何となく、
「変わった試験問題だなあ」と感じることが多くなりました。
(試験作成委員の方、ごめんなさい。あくまでも私見です。)
大体、どの資格試験でも、過去問題を何度も反芻することで、
傾向が分かります。
どんな傾向か分かっているからこそ、講師は、受験生と同じ時間を
勉強しないで済んでいるはずなのです。
この傾向が一定していないような気がしていたので、
「変な問題」と感じていたのです。
さて、話は戻って、今年の社会保険労務士試験。
久しぶりに、基本に忠実で、かつ、
最近の世の中の流れが一般常識として出題されているという感じでした。
この傾向は、当分続くのか分かりませんが、
今年の試験に関しては、努力が報われた方が多いのではないでしょうか。
思い起こせば、17年前。
私も1年だけ、資格取得に向けてがんばろうと一念発起。
フリーターをしながら、受験勉強をしていました。
今は、もう、あんながむしゃらには勉強できないでしょうが、
社労士に合格してから、行政書士、フアィナンシャルプランナー、簿記、
メンタルヘルス検定とハウジングライフプランナーとぼちぼちと、
資格の数は増えつつあります。
これは、私が、「勉強するのが好き」とか「資格を取るのが趣味」
というのではありません。
何が起こっても、ちゃんと対処できるようにという
リスクに備える意味もあるのです。
防災の日⇒リスクに備える⇒勉強するというのもありですね。
努力はきっと報われるものです。