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2010年 11月 15日

日常のお金の管理ができなくなったら・・・その1~FP中村

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの中村 真佐子です。

インフルエンザが流行してきているようです。
昨年下の息子が新型インフルエンザに感染しました。
3日間学校を休み、土日を含め5日で治りました。
熱もなく食欲もあるのですが、
学校を行き出してからも何となくからだの調子が上がらず、
とても疲れやすく、学校から帰ってからの「昼寝」が1週間ほど続きました。
新型インフルエンザにかかった他のお子さんのママにも確認したら同じ症状。
本当に元気になるまで、2週間ほどかかりました。
今年は季節型、新型ともにはやる予想が出ていますね。
手洗いうがいは必須。栄養、睡眠で免疫力を高めて、
移りにくい体にしておくことも大事ですね。

それでは11月2週目のライフプランブログのスタートです。

今回からは「日常生活自立支援事業」について何回かにわたってお伝えしていきます。

高齢期になると、「お金」に関して日常生活に多少なりとも支障が出てきます。
私の両親はまだ70代で元気にしていますが、
実家に顔を出すたびに、
「あんたに聞こうと思っていたことがある」
と何枚かの封書を差し出します。
だいたいは、手続きが必要な物なのか、
内容がわからない、と言ったたぐいのものです。
私がわかりやすく説明すると、「ああそうなのね」と納得します。

高齢期になると年金や介護保険、金融期間だったり、
何かのお知らせの封書が届いても読んでもわからない、
何をすればいいのわからない、
そんなところから日常生活に少しずつ支障が出てきます。

私のように実家が近くならば、子供が支援できますが、
核家族化が進み、高齢者世帯や高齢者の独り住まいでは、
権利やサービスを受けけるための手続きが難しくなったり、
「お金」を管理することもだんだん難しくなってきます。
高齢者をねらった詐欺が後を絶たないのは、そんなところを突いているからです。

例えばほんの日常的なこと。

生活費の貯金をおろしに行く。
預貯金の管理をする。(年金の管理も含め)
家賃を払う。
医療費を払う。
生活費を管理する。
公共料金の引き落としの手続きをする。
このようなお金に関する手続きや管理は煩雑です。
役所や金融機関に行くのも体力が要ります。
書類の字が細かくて読めない、内容が理解できないなど、事務的な作業に支障が出てきます。
身近に支援する人がいなければ孤立してしまい、詐欺にもあってしまう可能性が高いのです。

そういった状況の認知症高齢者や障がい者を支援するのが
「日常生活自立支援事業」です。

私は、この事業の生活支援員として地域の高齢者の支援をしています。
次回から、詳しくこの事業についてみていきます。
by lifeplaning | 2010-11-15 04:00 | 當舎 緑
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