2010年 08月 30日
米中古・新築住宅販売が記録的な悪化
ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの大山潤です。
先週は米7月の住宅販売件数が発表されました。
中古住宅が383万件で、一戸建てとしては過去15年で最低、一戸建てと集合住宅の総合で1999年の統計開始以来最低、
さらに新築住宅が27.6万件で、調査を開始した1963年1月以来最低、という記録的な悪化をみせました。
以下は8/25付のWSJ日本版に掲載されていた中古住宅販売計数推移のチャートです。
ちょっと見ずらいかもしれませんが、チャートの右端、赤い矢印の指し示す先が7月の販売件数(383万件)です。
急落前の二つの山が、減税措置(housing tax credits)による販売件数の増加(将来の需要の先食い)を示しており、7月の急落をさらに際立たせています。

また、26日発表の新規失業保険申請者数は減少しましたが、ブレの大きさからエコノミストが重視すると言われる4週間移動平均では前年11月以来の高水準となっています。
不動産と雇用の悪化が止まらなければ、米経済の低迷は長引きそうですね。
ファイナンシャルプランナーの大山潤です。
先週は米7月の住宅販売件数が発表されました。
中古住宅が383万件で、一戸建てとしては過去15年で最低、一戸建てと集合住宅の総合で1999年の統計開始以来最低、
さらに新築住宅が27.6万件で、調査を開始した1963年1月以来最低、という記録的な悪化をみせました。
以下は8/25付のWSJ日本版に掲載されていた中古住宅販売計数推移のチャートです。
ちょっと見ずらいかもしれませんが、チャートの右端、赤い矢印の指し示す先が7月の販売件数(383万件)です。
急落前の二つの山が、減税措置(housing tax credits)による販売件数の増加(将来の需要の先食い)を示しており、7月の急落をさらに際立たせています。

また、26日発表の新規失業保険申請者数は減少しましたが、ブレの大きさからエコノミストが重視すると言われる4週間移動平均では前年11月以来の高水準となっています。
不動産と雇用の悪化が止まらなければ、米経済の低迷は長引きそうですね。
by lifeplaning
| 2010-08-30 11:59
| 大山 潤