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2010年 08月 13日

贈与を知ろう②贈与税ってどれだけかかる?~FP平川のつぶやき

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの平川すみこです。

台風4号が通過しましたが、みなさん被害なくお過ごしになられましたか?

お盆ですね!
夏季休暇という方もたくさんいらっしゃることでしょう。

私も外出しての仕事がないので、実質休みです~♪
日頃できていない書類の整理などをしなければ、と思いつつ
昨日からDVDを借りて観たりしております。

さて、今月の私のブログテーマは「贈与」。
贈与についてのあれこれを書いています。

今日は贈与税について。

お盆休み。実家に帰って親御さんに住宅購入の資金援助をお願いしようかな~と
思っている方もいらっしゃるのでは?
もしくは、親御さんから申し出があるとか。

でも、そこで気になるのが「贈与税」!

どれくらい税金がかかるのかな~
結構かかるらしいわよ
え~税金かかっちゃ、もったいないよね
税務署に黙ってたら(申告しなきゃ)いいんじゃない?【←ダメですよ~】

では、どれくらい贈与税がかかるのでしょうか!

例えば、Aさんがお父さんから1,000万円の資金贈与を受ける場合。

【通常の贈与】←これを「暦年課税贈与」といいます

暦年課税、つまり贈与税は暦年単位で計算して課税しますよ、ということ。
Aさんが1月1日から12月31日までの1年間で、
(贈与してくれた相手は誰だろうと何人でも関係なく)
贈与を受けた価額をすべて合計して、贈与税を算出します。

同年中にお父さんからの1,000万円以外に贈与がないとすると、
1,000万円が1年間の合計額になりますね。
これから基礎控除として110万円を差し引きます。

この基礎控除110万円は無条件で差し引けることになっています。
つまり、1年間に贈与を受けた合計額が110万円以下であれば
贈与税はかからない!ということですね。
そして申告も不要ですから、この場合は「税務署に黙ってても」OKなのです(笑)。

でも、Aさんの場合は110万円を越えますので、申告は必要ですね!
贈与税の納税も必要です。

では、肝心の贈与税はいくらになるか。

まず贈与税の課税価格①を求めます。
 1,000万円-基礎控除110万円=890万円(千円未満切捨て)

この課税価格①に、下記の速算表の贈与税率を乗じて控除額を引きます。
 890万円×税率40%-125万円=231万円(百円未満切捨て)
贈与を知ろう②贈与税ってどれだけかかる?~FP平川のつぶやき_a0112619_13452692.jpg

よって、贈与税は231万円です!
1,000万円の贈与に対して231万円って・・・たっ高いっ!!

これじゃあ、やっぱり1,000万円贈与してもらったら
贈与税分もったいないよね!
資金贈与してもらうのあきらめようかな~

・・・というあなた。ちょっとお待ちを!

実は、お父さんから1,000万円の贈与を受けても贈与税がかからない方法があるんです!

その方法とは・・・

・・・

・・・

・・・

・・・来週へ続きます!!
by lifeplaning | 2010-08-13 14:00 | 平川 すみこ
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