誰かに勧めるなら、Amazon Echoでもなく、Google Homeでもなく、LIVE Clova WAVEにしとけ
2017年 12月 06日
このエントリーは、エキサイト Advent Calendar 2017 の 12/6の記事です。
他にも弊社エンジニア陣が色々書いてますので、ぜひご覧ください。
※この記事は、スマートスピーカーを色々と触ってみた感想を極めて私的に紹介するポストです。エキサイトの公式な見解とは異なる点があるをご了承ください。また、投稿時点での意見であるため、更新が盛んなスマートスピーカー市場では、明日には違うことを言っていることもありますので、ご注意ください。
この記事を読む君のためにスマートスピーカーを選ぼうというのなら、違うポストを読んだほうがいい。でも、ちょっとネットに詳しいっていうだけでパソコンの修理させられたり、エクセルの使い方を教えなきゃいけなかったりするような君は、「スマートスピーカーって、どれ買えばいいの?」って聞かれる日は近いはずだ。いや、もうそうかもしれない。そんなときには迷わず、LINE Clova WAVEをすすめるべきだ。
なぜLINE Clova WAVEなのか
そういう要求してくる奴らはなにも分っちゃいない。そいつらにAmazon EchoとかGoogle Homeとかすすめると、次から次へと質問攻めに合う割に得られるものがまだまだで、「なーんだ」となるオチがミエミエだ。しかし、意外かもしれないがLINE Clova WAVE なら他に比べていい体験をすぐに与えてあげることが可能なんだ。
スマートスピーカーって言うくらいなんだから、スピーカーであるに決まっている。スピーカーってことは音楽が流れてくるはずだ。そう、Amazon EchoならAmazon Music Unlimited、Google HomeならGoogle Play MusicやSpotifyで音楽を聴くことはできる。ん?って、そんなの誰が会員なんだよ!また面倒なことになるに決まってる。だが、LINE Clova WAVEなら、今買えば追加の出資なく、LINE MUISCが1年間聴き放題だぞ。どーせどのサービス使ったって、某大手レコード・レーベルの楽曲は1つもないんだから、どれも一緒だ。だったらタダがいいに決まってる。
そして、LINE Clova WAVE最大の特徴は、買ったその日からスマートホームになった気になれるってことだ!設定しちゃえば、「クローバ、電気つけて」といえば照明が点くし、「クローバ、テレビつけて」といえば、テレビが映る。対応は確認してほしいが、大抵の大手国内メーカーは網羅されているようなので、さほど問題ないだろう。設定も最初に使ったLINE Clovaアプリの言うことに従っていけばできてしまう。
まあここまで言っても「いや、GoogleHomeが…」って言ってくるヤツがいる。きっといる。それはあのCMのせいだ。
目を見開いて、よくこのCMを見るんだ。ずっとうっすら注意書きが書かれてる。毎度毎度「XXにはXXが必要です。」え?あーら大変。もう何も言うまい。
そんな君に勧めるスマートスピーカーは?
ここまで読んでくれたお礼に、3機種全て使ってみた上で、アドバイスできることもある。
LINE Clova WAVEが体験させてくれるスマートホームは、あくまで偽物だ。これは何故かと言うと、赤外線通信によるものだからという理由が大きい。赤外線通信による制御では、対象の状態を取得することができない。そのため規格じゃないしね。なので、スマートスピーカー側では、照明が点いているのか、どの程度の光量なのか、ということは全く分からない。それに引き換え、Philips Hueのようなスマート照明は違う。EchoでもHomeでもどちらにも完全に対応しており、本当のスマートホーム体験ができる。ただ、せっかく全部LEDに照明を入れ替えたばかりの日本の家庭で、また入れ替えなきゃいけないってのはどうも腑に落ちない。電球切れないから一生変えなくていいっていってたじゃんか!
自分の身の回りをGmailだったり、Googleカレンダーだったり、Googleサービスで固めてしまっている君なら、迷わずGoogle Homeを選ぶといい。同じ会社のサービスとの親和性は間違いない。ただ、唯一声だけで個人を特定できるのに、一体いつ使えるのか悩ましいところだが。まあいずれ使い道も出てくるのだろう。(追記:Google Home miniが期間限定でかなりお安く買えるらしいので、チェックしてみて欲しい)
色々試してみたかったり、自分でスキルを作ってみたいなら、Amazon Echoがいい。AWSにぜ~んぶ揃っているから、自分のEchoを登録して、ググりながらAWSをいじれば、自分専用のカスタムスキルはすぐできる。Google HomeもGCP上で色々できるようにしているんだけど、まだバージョンアップが繰り返されており、落ち着いていない。LINE Clova WAVEはまだ3rdパーティにAPIは公開はまだのようだ。ただ、まだすぐに誰でも手に入れられるようではないので、そこは気長に待つしかなさそうだ。
待つ、といえばApple信者たちはこれらを無視して、来年のいつだかはわからないHomePodに夢を馳せていることだろう。
まあ、なんだかんだ言ってエキサイトもAmazon Echoの発表と同時に50以上のスキルを提供していて、他のスマートスピーカーにもどんどん手を伸ばしていくつもりだ。そんなエキサイトではエンジニアとして一緒に働いてくれる仲間を新卒・中途採用で募集してる。詳しくは、こちらの採用情報ページを見て欲しい。