2007 下半期　韓国の文化コンテンツの産業動向及びトレンド

オンラインゲーム+アニメーション＝マシネマ（マシン＋シネマ）の浮上
韓国文化コンテンツ振興院(KOCCA)では、12月13日イシューペパー「2007
下半期　韓国の文化コンテンツの産業動向及びトレンド」を公開しました。
今回は、その中で、「オンラインゲーム+アニメーション＝マシネマ（マシン＋シネマ）の浮上
」編のダイジェスト版をお送りします。

□オンラインゲーム+アニメーション＝マシネマ（マシン＋シネマ）の浮上

◆オンラインゲームのもう一つの楽しみであるマシネマは、ゲームの中でアニ
メーションを製作し、共有したり公開する楽しみがある。マシネマの制作は、
通常、ゲーム上で使用できるツール（デモ録画、カメラアングル、スクリプト
編集など）とゲームで使用されるリソース（背景、キャラクターなど）を使用
して製作する。

◆始めのころのマシネマは単純にゲームの面白さを増加させるための短い動画
だったが、今では、あざやかな３Dグラフィックスを活用し、専門的な映画の
ジャンルに区分されるほどだ。実際にマシネマフェスティバルを開催し、より
多くの人々にマシネマ制作方法を教えたり、スクリーニングや授賞式まで行わ
れている。

◆特徴的な動きは、ゲームコンテンツ分野から活発に出てきている。
アメリカでは、ブリザード社の“World of WarCraft”をべースにシナリオを
作成し2時間もの映画製作をしたプログラマーもいる。また、マイクロソフ
社のXBOXゲーム”HALO“を利用して作った”Red & Blue”という映画シリーズ
は既に多くのファンを確保しており、マシネマが次第に映画のトレンドに入り
つつあることを予感させる。また、EAマックス社の人生シミュレーション
ゲーム“The sims”はゲームの中で映画を製作するだけでなく、映画俳優を
育成するなどゲームと映画を接木し、人気を集めており、2009年には本当に
映画を上映することとなっている。

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