『イヴの時間』吉浦康裕監督が贈るアニメーション映画『サカサマのパテマ』。現地10月11日から20日までスコットランドのグラスコー、エディンバラで開催されたスコットランド ラブアニメ映画祭2013（Scotland Loves Anime 2013）にて『サカサマのパテマ』が観客賞と審査員賞をＷ受賞する快挙を成し遂げた。

本映画祭は日本のアニメーションを積極的に取り上げる試みとして2010年より開催。審査員賞では本作の他に『グスコーブドリの伝記』、『伏 鉄砲娘の捕物帳』など計4本がノミネート。また本年度より新設された観客賞では、審査員部門にノミネートした作品の他に『ハル』、『言の葉の庭』、『雲の向こう、約束の場所』『パーフェクトブルー』、ヱヴァンゲリヲン新劇場版の序・破・Ｑ、劇場版『ハンター×ハンター　緋色の幻影』劇場版『STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート）』『AURA～魔竜院光牙最後の闘い～』が上映。錚々たるラインナップのなかでの受賞となった。

『サカサマのパテマ』は引き続き、10月25日~11月2日に開催されるアブダビ映画祭、11月8日よりイタリアのローマにて開催される第８回ローマ国際映画祭「アリス・ネラ・チッタ（都会のアリス）」のコンペ部門での出品が決定している。そして11月9日からいよいよ日本で全国公開。世界を唸らせたCool Japan作品『サカサマのパテマ』にぜひ注目したい。

吉浦監督は、「Scotland Loves Anime 2013!審査員賞及び観客賞の両方を頂けたということはつまり、このイベントの主催者の皆様、そして観客の皆様の両方から支持を得られた証として、心の底から光栄にそして嬉しく感じています。今後は一般公開も控えているので、Scotland Loves Anime から始まった「サカサマのパテマ」が、より多くの人々の目に触れることを切に願っています」とコメントを残した。

11月9日（土） 全国劇場公開
製作：サカサマ会（アスミック･エース、グッドスマイルカンパニー、角川書店、ディレクションズ）　

■ 映画『サカサマのパテマ』公式サイト
http://patema.jp/

（c）Yasuhiro YOSHIURA/Sakasama Film Committee 2013/99分/日本語、英語/Color/2013年/日本/配給：アスミック・エース