May'n初のアコースティック・ツアーライブレポート到着
May'n初のアコースティック・ツアー。その最終公演が、6/5、6/7、6/8の3日間、品川ステラボールで行われた。 バックを務める「TEAM ONGAKUSHITSU」のメンバーが、まずはステージに登場。アコースティックギター、キーボード、パーカッションというシンプルな編成だ。彼らが演奏を始めると、黒のハットを被ったMay'nが颯爽とステージに。大きな歓声が上がる中、演奏に合わせてフェイクを披露する。 ハットを取っての1曲目は、しっとりとした「Deep Breathing」。しっかりとした中低音、伸びる高音。アコースティックセットによってMay'nのボーカルがどのような輝きを発揮するか、観客はライブスタート直後に理解することに。 「ついに始まりました、品川ステラボール! 今日は歌って踊って、最高の1日を過ごしましょう!!」 軽快なギターから始まる2曲目「Scarlet Ballet」で場内は早くも総立ち。さらに「ユズレナイ想ヒ」とアップテンポの曲が続き、May'nのパフォーマンスも激しさを増していく。 「Hang jamのジャムはセッションしようという意味。今日は一日、いっぱいジャムしよう!」 4曲目もアップテンポな「Get it on~光速クライmax」。ステージをめいっぱい駆け回って、客席のひとりひとりの顔を確かめるように身を乗り出すMay'n。観客はキレイに揃ったハンドクラップで、それに応える。 バンドメンバーを紹介し、ここからはバラードコーナーへ。まずは、ライブでは初披露となる「このままで…」。キーボードのノッチがアコーディオンに持ち替えて、優しい音色を奏でた。続く2曲はキーボードのみ、ギターのみでの披露。6/7はノッチとの「ふなのり」とギターのユウスケとの「鏡」が、6/8はユウスケとの「嫌、嫌」とノッチとの「鏡」が歌われた。 「ふなのり」はアニメ『マクロスF』のミニアルバム「cosmic cuune」に収録されている、シェリル・ノーム starring May'n名義の楽曲。悲しい恋のゆくえを船旅にたとえた切ない楽曲で、「この青く大きな星を漕ぐ」というサビの一節が深みを作り出す。May'nのボーカルは静かな夜の海のようで、切なさと同時に、そこはかとない危うさをかもし出し、観客の心に染みこんでいった。 バラードコーナーの締めは、May'nがこれまで数え切れないほど歌ってきた「ダイアモンド クレバス」。堂々とした歌声だ。 「アコースティックで演奏がシンプルになった分、いつも以上に歌詞を届けられたらいいなと思って歌いました」とMay'n MCでひと呼吸入れた後は、再びアップテンポなナンバーへ。まずは自らがグロッケン(鉄琴)を演奏しての「Ready Go!」。続く「What'bout my star?」では観客が3パートに分かれて、May'nの指揮でコーラスに挑戦。見事に決まったハモりに「完璧! めっちゃキレイ!」と笑顔に。 アップテンポのままアコースティックアレンジが施された「GET TOUGH」では情熱的なステップを踏み、静のイントロから激しい展開へと移っていく「インフィニティ」ではドラマティックな歌声を響かせていく。 ライブ本編最後の曲は、最新シングルの「Run Real Run」。デジタルサウンドのオリジナルとはがらりと姿を変えたアコースティックバージョンは、May'nいわく「よりダークな世界観」。パフォーマンスもシリアスで、髪の毛が総毛立つような迫力があった。 ここからはアンコール。「部長! 部長!」という観客のコールに迎えられたMay'nは、「Glorious Heart」で澄んだ歌声を聞かせてから、ダンサブルなナンバーへ(7日は「Disco☆Galaxxxy」、8日は「Get Ready」)。7日の「Disco☆Galaxxxy」では、間奏でかわいいダンスとともにタンバリンを披露した。 あまりの盛り上がりに客席からは「朝までやって!」という声が。 「私もそんな気持ちでいっぱいだよ!」とMay'n。 アンコールのラストは、ブルージーな「Heart & Soul」。大人っぽいグルーヴをボーカルで感じさせながら、笑顔でステージを走り回って、観客に手を振っていく。 だがライブはまだ終わらない。今度はMay'nコールによるダブルアンコール。大人っぽい黒のカットソーに着替えて登場したMay'nは、いよいよ本当のラストナンバーへ。幸福感に包まれたアコースティックライブの締めくくりに彼女が選んだのは、孤独を歌った「アオゾラ」だった。 「さみしい曲ですけど、今すごく幸せという気持ちがみんなに届いたらいいな。最後の曲、大切に歌わせていただきます」 アコースティックライブらしいしっとりとした雰囲気が再び会場を満たし、観客は余韻をいつまでも噛みしめることに。 アンコールのMCでは夏から秋の情報も解禁された。 7月24日には、TVアニメ『ブラッドラッド』OPとなるシングル「ViViD」と、Blu-ray「May'n Special Concert 2013『MIC-A-MANIA』@BUDOKAN」をリリース。 10月29日からは東名阪のホールツアー「LIVE!CAVE!DIVE!」がスタート。 今年後半もMay'nは突っ走ってくれそうだ! May'n 8thシングル発売決定!! 2013.7.24 in stores TVアニメーション「ブラッドラッド」オープニングテーマ 『ViViD』 DVD付限定盤 VTZL-66/¥1,890(tax in) 通常盤 VTCL-35155/¥1,260(tax in) ※初回盤には、ViViD のミュージックビデオを収録 “Show me your colors” May'n 8枚目のシングルは、7月より放送開始予定のTVアニメ「ブラッドラッド」のオープニングテーマ!そばにいてグッと背中を押してくれる超ポジティブ応援ソング!キレのあるリリックが突き刺さるハイテンポチューンに仕上がった。c/w「ワイルドローズ」7月劇場公開「生贄のジレンマ」の主題歌に決定! 【収録曲】 M1:ViViD作詞:藤林聖子 作曲:秋田博之 編曲:CHOKKAKU M2:ワイルドローズ作詞:真名杏樹 作曲:田中秀典 編曲:横山裕章 (2013年7月劇場公開作品「生贄のジレンマ」主題歌) 各曲カラオケも収録予定 同時発売 May'n Special Concert 2013 BD “MIC-A-MANIA” at BUDOKAN HPBL-1 \7,350(Tax in) 全24曲+May'n自身の撮影も含むドキュメンタリー、インタビューを収録 今年3月2日に開催された日本武道館ライブの模様を収録! 総勢74名のサポートミュージシャンを従えた、圧倒的スケールの公演を、ぜひ自宅でも堪能しよう! <収録予定曲> 1:アオゾラ 2:Jewels 3:Welcome To My FanClub's Night! -Styles ver.- 4:Scarlet Ballet 5:Giant Step -May'n ver.- 6:アネモネ 7:HERO 8:Brain Diver 9:ROCK YOUR BEATS 10:禁断のエリクシア 11:もしも君が願うのなら -MIC-A-MANIA Special ver.- 12:ノーザンクロス 13:射手座☆午後九時Don't be late 14:XYZ 15:DOLCE 16:パラノイア 17:my teens,my tears 18:ライオン -May’n Ver.- 19:Mr.Super Future Star 20:Chase the world ENCORE EC1:恋 EC2:会えないとき EC3:キミシニタモウコトナカレ -Acoustic ver.- W ENCORE WE:愛は降る星のごとく ■プロフィール 2008年TVアニメ「マクロスF」にて歌姫シェリル・ノームの歌を担当し大ブレイク、以降発売された作品は現在に至るまで全てトップチャート入りを果たし、2010年秋には映画「インシテミル7日間のデス・ゲーム」主題歌に大抜擢。日頃より直接歌を届けられるライブを勢力的に開催しており、2010年、2011年と2年連続で日本武道館単独コンサートを開催しチケットは即日完売、また2012年3月20日には横浜アリーナ単独公演を開催し、同5月9日には6thシングルであり、May’n自身の最高売上記録を更新したヒット曲「Chase the world」を発売、5月末からは初のワールド ツアー海外6ヶ国10公演を含む全34公演を成功に収める。そして2013年3月2日には自身三度目となる日本武道館公演を開催する等その勢いはとどまる事を知らない。その圧倒的な歌唱力と伸びのあるハイトーンヴォイスで人々を魅了する、今もっとも注目の新世代Female Rock Vocalistである。 ■レギュラー番組 ☆文化放送「May'nのらじ☆たま」 毎週土曜日 28:00~28:30 ☆ANIMAX「STUDIO MUSIX」 毎月第1日曜 夜 9:00~10:00 ※リピート(翌週土曜 深夜0:00~1:00 翌週日曜 午前11:00~12:00) ☆角川書店「月刊 ニュータイプ」 VOICE NEWTYPE PRESS内『May’nのめっっっ!!! -monthly-』 ☆ニコニコ動画「電波諜報局」 隔週木曜日 20:00~ ■ライブ 2013年10月29日(火)東京国際フォーラムを皮切りに東名阪ホールツアー「LIVE!CAVE!DIVE!」開催決定! 【東京】 10月29日(火)東京国際フォーラムホールA 開場:18:00/開演:19:00 【大阪】 11月2日(土)オリックス劇場 開場:17:00/開演:18:00 【愛知】 11月4日(月・祝)愛知県芸術劇場 開場:17:00/開演:18:00 チケット料金 全席指定5,250円(税込)※3歳以上有料 ■TVアニメーション「ブラッドラッド」 2013年7月より放送スタート予定 魔界には悪い子しか居ねぇんだよ! 魔界のとある地区で“ナワバリボス”をしている吸血鬼・スタズ。吸血鬼然としている事が嫌いで、ジャパニーズカルチャーを愛する彼のナワバリにある日、日本人の少女・柳冬実が迷い込んでくる。ナマの人間、しかも日本人に会えたスタズのロマンチックは止まらない!だが、ちょっとナワバリを狙った侵入者を退治している間に、冬実がモンスターに食べられ死んでしまった!幽霊となってしまった冬実を前に、必ず生き返らせると血意したスタズだが…!?クールなのに熱過ぎるキャラクターたちが巻き起こす、魔界的吸血鬼アクション、開幕! 原作:小玉有起 (角川書店/月刊ヤングエース連載中) 監督:宮繁之 シリーズ構成:古怒田健志 キャラクターデザイン:藤崎賢二 プロップデザイン:斉藤良成 総作画監督:藤崎賢二 音楽:林ゆうき 音楽制作:フライングドッグ アニメーション制作:ブレインズ・ベース 製作:ブラッドラッド製作委員会 公式サイト: http://bloodlad.jp 公式Twitter: @anime_bloodlad ©2013 小玉有起/角川書店/ブラッドラッド製作委員会
by ex_anime
| 2013-06-13 19:44
| ライブ・イベント情報
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