【「『王子様(笑)シリーズ』デートCD 第2巻」宮野真守さん、置鮎龍太郎さん、吉野裕行さん インタビュー】
「『王子様(笑)シリーズ』デートCD第2巻」の収録現場より、魔神による仕込みは当たり前、デートの演出、ドラマティックな出来事のタイミングが完璧過ぎていちいち怖い、運命的なデートプランを披露する「アラジンと不思議なランプ」の王子様役 宮野真守さん、悲恋を覆す、文から始まる妄想デート、手順を踏んでいくふたりの距離感がもどかしくて初々しい……帝の力をフル活用、シャイな仕事一筋の堅物「竹取物語」の王子様役 置鮎龍太郎さん、妄想デートプランではなく、本気の口説き、実体験の数々を語る……最後の逢瀬の相手は……若紫? それとも……恋愛中毒のギャル男「源氏物語」の王子様役 吉野裕行さんから収録後のコメントを頂きました!! ――収録を終えての感想をお願いします。 宮野:今回お姫様との会話というシチュエーションで演じたときに、アラジンは色々と裏の顔とか黒い部分とかを持ってはいるけども、やはりお姫様に対しての優しさだったりをもっているんだなと思いました。お姫様に「愛してもらいたい感」がすごく出ていたので、おもしろかったです。 ――ここまで長くシリーズが続いて、心境の変化などはありましたか? 宮野:いつも違うシチュエーションで物語が展開していくので、毎回楽しませていただいています。 ――今後の『王子様(笑)シリーズ』に期待することはありますか? 宮野:出会うことのない王子様たちがせっかく出会っていますし、何か大きな物語としてのストーリー展開みたいなものを期待してしまいます。みんなのシリアスな部分も見てみたいですね(笑) いろんな面白いことができるシリーズだと思いますので、「長編超大作!」や「冒険活劇!」みたいなのもやりたいです。 ――デート中の「アラジンと不思議なランプ」の王子様に意外な一面などはありましたか? 宮野:彼の大前提として「姫を愛している」「姫に愛してもらいたい」という思いが強いんですよね。そこに嘘は無いなってすごく思いました。 ――『王子様(笑)シリーズ』らしいなというシーンはありましたか? 宮野:お姫様との会話という彼の一人芝居だけで終わるのではなく、合間に他の王子たちの解説が入るあたりが、このシリーズならではかなと思いました。 ――従者や魔神がいないのはいかがでしたか? 宮野:今回、ラジオドラマと一緒に収録して、そちらは竹本さんと一緒に収録できたのが凄く楽しかったんです。なので一人で喋るのは寂しかったですね。 ――ファンの方々へのメッセージをお願いします。 宮野:今回はデートCDということなので、今までにない王子様との甘い時間を……、甘いだけでは終わらないですけど(笑) 楽しんで頂ければなと思います。 ――ありがとうございました。 ――収録を終えてのご感想をお願いします。 置鮎:聴きごたえがありますね。それぞれに重きを置いた箇所がしっかりあったので、それぞれのファンの方は楽しめるんじゃないかと思います。 ――今回のCDでシリーズ14枚目。こんなにも長く続くシリーズになり、演じられていていかがですか? 置鮎:元々が難しいお題というか、本編の方の皆様が良く知っているストーリーが核なので、核じゃない部分にどうやって触れながら良くこんなに……思ってたんですけど(笑) ダラダラしないと引っ張れないじゃないですか。あーでもないこーでもないと言って、ここまで沢山CDを発売できているというのが、お客さんのご要望や需要もあってなんでしょうが凄いなと思います。ビックリしました(笑) ――今後の『王子様(笑)シリーズ』に期待することはありますか? 置鮎:フラッシュアニメとか、4コマ的な感じで、そういうのだったら面白そうかなと思いますね。アニメだとこの流れだと絵を作るのは大変かもしれないですけど、4コマ的な「チャンチャン♪」って終わりが付くようなものがあると面白いかなと思いました。せっかく絵がキレイなんですし。 ――今回は『王子様(笑)シリーズ』にしては珍しく、お姫様をフューチャーしたお話でしたが、キャラクターの意外な一面などはございましたか? 置鮎:竹取は、そんなにお姫様をないがしろにしてないとずーっと思っているので(笑) 海辺で月を見るってこともありましたし、昔だったら海も空もキレイだろうし、相当ロマンチックだったろうなと。そういう空気感や世界観がぱっと広がりやすくて、とてもわかりやすいデートで印象に残りました。 ――『王子様(笑)シリーズ』らしいなというシーンはありましたか? 置鮎:必ず誰かがハメを外している感じですよね。僕はいつもつっこんでますもんね。源氏さんがいつもエロ系に走るのでつっこまざるを得ないんですよね。 小川P:二人のセットっていうのがいつも通りというか、『王子様(笑)シリーズ』らしいですかね。 置鮎:でも竹取がいないけど源氏がいるお話しもありますよね? 小川P:ありますが、ここまで源氏にちゃんとつっこんであげる人はいないですね。あと、源氏は竹取に甘えていることが多いので。 置鮎:つっこまれるためにわざと言っちゃうとか? 小川P:そういう感じですね。ちょっかい掛けたり、甘えたりするので。竹取は迷惑だと思っているかもしれないですけど(笑) どうしてもほっておけないという部分はあると思っています。その関係性が、今回もよく出ていたな、と。 ――今回は意外なことに、なんと従者が出演しておりません。 従者がいない、という環境はいかがでしたか? やっぱり寂しいですか? 置鮎:個人的には絶対いるだろうと思っていました。香盤表に乗っていないだけかな、と。 小川P:(笑) 置鮎:寂しかったというか、ビックリしました。いるのが当たり前で、無理矢理くいこませてくる存在かと思っていたので。ラジオのパーソナリティーまでやっていていないっていう。知ったら怒るよね(笑) ――今回初めてシリーズに触れるファンの方々へのメッセージをお願いします。 置鮎:初めて聴く人はこのCDは何なんだろうって思いますよね(笑) 恋愛シミュレーションゲームみたいなドラマCDなのかなと思いきや、よくわからないCDで(笑) 元となっている作品のタイトル自体は皆さんよくご存じだと思うので、それがどういう風に関係性を持ってドラマになってるのかってのは見ものだと思います(笑) このシリーズを初めて聴く方には構成が凄く興味深いんじゃないかと思います。だって見ても何するのか全然わからないから(笑) 一人ひとりの語りが何パターンか入ってるのかなって思うんですけど、微妙に入り組んだキャラクターの関係性が垣間見えるのではないかと思います。こういうものだと思って楽しんでください。 ――シリーズをよくご存じのファンの方々へのメッセージをお願いします。 置鮎:これまで通り楽しんで頂ければいいなと思います。たけぽんはいませんが(笑) ――ありがとうございました。 ――収録を終えての感想をお願いします。 吉野:今回、「デートCD」ということで。光くんも一応経験に基づいたことを話しているんですが、デートもなにもって感じでしたよね(笑) ――今回でシリーズ14枚目。こんなにも長く続くシリーズになり、演じられていていかがですか? 吉野:14枚目と言っても、出演しているのはそのうちの半分くらいですよね。なので、たまに来るわけですから、段々忘れてしまう部分もあります(笑) 最近、最初の頃のCDを聴きなおしてみて、段々うっとうしくなってるなって思いました(笑) 忘れていくというか、変わっていくんだということに気づきました。 ――今後の『王子様(笑)シリーズ』に期待することはありますか? 吉野:展開を期待するというよりは、ずっとこのままのスタンスでやっていくのは大変ですねっていう……。 一同:(笑) 吉野:だってネタが切れるでしょ? キャラクターだっていっぱい出てきて。そろそろ限界かなって……。王子様のキャラクターのネタもそうですけど、どんなお話をやるかっていうのも、ここに出てくるメンバーでぶつかり合うから大変ですよね。 ――『デートCD』というタイトルから受ける印象はいかがでしたか? 吉野:いつも通りの感じで特別に何かがあるという感じでは……(笑) ほら、そもそも光は前からデート自慢みたいなものがあるので、それがちょっと掘り下げられというか、いつもより長く喋ったくらいですかね(笑) そう考えるといつも通りな感じでした。 ――キャラクターの意外な一面などはございましたか? 吉野:今回、真面目なところが多めに描かれてるんですが、書いてある和歌とかを今風に直したりっていう部分があるので、ちょっと喋りが難しいですね。口語じゃないっていうか、凄くウソ臭いなって感じました(笑) そのあたりは意外な一面というか、難しい一面でした。キャラクターがっていうよりも、物づくりの難しさの一面を感じましたね。 ――『王子様(笑)シリーズ』らしいなというシーンはありましたか? 吉野:(連動購入特典ドラマにて)中井さんが大変なところ。このシリーズ、初めてお邪魔した時から中井さんが大変そうな役だなって印象だったんです。置鮎さんも大変なんですけどね。不憫な感じで(笑) ただ、まとめるっていう意味では大変そうだなって。 ――今回は意外なことに、なんと従者が出演しておりません! 従者がいない、という環境はいかがでしたか? やっぱり寂しいですか? 吉野:やっぱり寂しいですよ。いないはずが無いっていうか、竹本さんがいないのはちょっとマズイですね。この作品は竹本さんありきなイメージなので(笑) 置鮎さんの竹取もそういうキャラクターですけど、振り回されるキャラクターがいないと。その真っ当に振り回される従者がいないと、その役割を他のキャラクターが請け負うことになるので、やっぱり辛いですよね。いつもだったら別にここでこの会話しないでも他の人が言ってくれるじゃんみたいな(笑) 意外と普通に受け答えしてるよなって(笑) だからやっぱりそういう人がいてくれた方がいいですね。逆にその人の負担が間違いなく多くなるんだけど。ですので、この作品は竹本さんあっての作品ですね(笑) ――ファンの方々へのメッセージをお願いします。 吉野:デートCD第1巻を聴いた方はおわかりだと思いますが、あの体です。まだ聴いてない方は、大体予想通りだと思います(笑) 聴いたら、「あ、“王子様(笑)”だ」って思うと思います。是非聴いて下さい。ただし、今回は竹本さんが出演していないことを心よりお詫び申し上げます(笑) ――ありがとうございました。 ≪商品情報≫ ■「王子様(笑)シリーズ」デートCD全3巻発売決定! 「王子様(笑)シリーズ」からデートCDが登場! あのどこかおかしな王子様たちが、理想のデートプランを披露する! 個性豊かな王子様たちが思い描く理想のデートとは一体――。 毎回恒例の王子様たちの座談会ドラマ、キャストトークも収録。 ■「王子様(笑)シリーズ」デートCD第1巻 好評発売中 品番:FCCN-0087 定価:2,625円 発売元・販売元:フロンティアワークス 発売協力:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント 【キャスト】 「シンデレラ」の王子様:鈴村健一 「白雪姫」の王子様:中井和哉 「ラプンツェル」の王子様:石田 彰 ■「王子様(笑)シリーズ」デートCD第2巻 発売日:2012年11月21日(水) 品番:FCCN-0088 定価:2,625円 発売元・販売元:フロンティアワークス 発売協力:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント 【キャスト】 「アラジンと不思議なランプ」の王子様:宮野真守 「竹取物語」の王子様:置鮎龍太郎 「源氏物語」の王子様:吉野裕行 ■「王子様(笑)シリーズ」デートCD第3巻 発売日:2012年12月26日(水) 品番:FCCN-0089 定価:2,625円 発売元・販売元:フロンティアワークス 発売協力:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント 【キャスト】 「いばら姫」の王子様:小野坂昌也 「カエルの王子様」の王子様:杉田智和 「人魚姫」の王子様:森川智之 「白鳥の湖」の王子様:遊佐浩二 ●連動購入応募特典 登場キャラクター(10人の王子様)によるスペシャルドラマCD「王子様だらけの打ち上げパーティー 反省会編」 ※デートCD第1巻(FCCN-0087)、デートCD第2巻(FCCN-0088)、デートCD第3巻(FCCN-0089)の応募券を全て集めてご応募下さい。 ※応募の詳細につきましては、デートCD第3巻封入の応募台紙をご覧下さい。 <<連動購入特典応募期間>> 応募締切:2013年1月31日(消印有効) 特典発送:2013年2月末予定 ※応募券は紛失されないよう大切に保管下さい。応募券の再発行はいかなる場合も致しかねます。 ※ご応募にあたりまして、費用の一部(500円)と手数料はお客様のご負担となります。予めご了承下さい。 ●アニメイト特典(連動連動特典) 登場キャラクター(10人の王子様)によるスペシャルドラマCD「王子様だらけの打ち上げパーティー 没デート編」 ※連動購入特典はデートCD第1巻(FCCN-0087)、デートCD第2巻(FCCN-0088)、デートCD第3巻(FCCN-0089)をアニメイトにて連動で購入された方が対象となります。 ●アニメイトオンライン特典 ジャケットイラストを使用したL版サイズブロマイド ※アニメイトオンラインショップのみの購入特典になります。 ■「王子様(笑)シリーズ」ラジオドラマCD 第2巻 2013年2月27日 品番:FCCN-0086 定価:2,625円(税込) 発売元・販売元:フロンティアワークス 発売協力:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント 【キャスト】 「白雪姫」の王子様:中井和哉 「アラジンと不思議なランプ」の王子様:宮野真守 「いばら姫」の王子様:小野坂昌也 「カエルの王子様」の王子様:杉田智和 「白鳥の湖」の王子様:遊佐浩二 従者:竹本英史 【作品概要】 誰もが知っているおとぎ話の王子様は、本当はこんな人だった!? おとぎ話の王子様をちょっと変わった視点でとらえた大人気シリーズ、『王子様(笑)シリーズ』がWebラジオに! 2012年4月よりアニメイトTVにて配信開始された『王子様(笑)シリーズ』Webラジオ「ぷりらじ」では、シリーズ最多出演の従者役・竹本英史さんをパーソナリティーにお迎えし、あの王子様たちを演じる超豪華キャストをゲストに迎え、赤裸々な裏話をしつつ、きっちり紹介していくはずの番組です。 「ぷりらじ」第6回~第10回にゲスト出演した、「白雪姫」「アラジンと不思議なランプ」「いばら姫」「カエルの王子様」「白鳥の湖」の王子様と、それぞれの従者によるラジオ番組風ドラマ5本に加え、ラジオドラマCDだけの新作ドラマ・5人の王子様たちの座談会、さらには、ドラマ収録後のキャストトークも収録。 ≪関連サイト≫ ●『王子様(笑)シリーズ』特設サイト ●『王子様(笑)シリーズ』Webラジオ「ぷりらじ」配信ページ (C)フロンティアワークス
by ex_anime
| 2012-11-21 13:35
| インタビュー
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