フランスへ戻ったブリジット様からは、あんなに旅して、帰りの飛行機だって16-7時間も乗るはずなのに疲れないのかなあ?と不思議に思えるくらいやっぱりものすごく元気な様子で、さっそく、私に。。。新しいミッションを送ってくるのです。^^; その辺りは要検討として、熱が冷めないうちに、旅の思い出の記録を。 なんといっても、永平寺。 素晴らしかったです。荘厳、美しい、洗練されている。ここにいるだけで、来られただけで、心身ともに洗われるようで、こんなにすごいなあと思えたお寺は初めてでした。ムッシュ・禅のおかげですね。 京都からぎゅうぎゅう詰めの車で3時間。これもまた、楽しかったです! たどり着いた永平寺は、この日から1週間、秋のお祭りだそうで、各地のお寺の偉い方々が集まる日にあたって、さっそく出会った愛知県のお寺のお坊さんをつかまえては、Dogen(道元)とか、Deshimaru(弟子丸)の話をするムッシュ・空手。 「ああ、弟子丸さんね」と、笑顔で返してくれる僧は、みんなが、Bonne têteだね(いい顔をしている)と感心するほど、柔和で強くてものすごく存在感があるお坊さんでした。 お寺の中に飾られていた永平寺の前の僧侶の写真にも(写真なのに伝わってくる)その目力の強さと存在の大きさに圧倒されましたけど、とにかく、何から何までスケールが違うのです。 お線香を細かく砕いて、形をつくって、炭で火をつけ、長時間炊くのだそうです。 ここでも、修行中の方を質問攻めにしていたマダム・紅茶。香りにはつい惹かれてしまうようです。 たっぷり、何時間も参拝させてもらって、修行中の雲水さんたちの掃除しているところも見られたり、各地の修行僧たちもあつまる期間なので、フランス人女性やコロンビアの方、イギリス人僧侶など、各国の僧侶と少しだけお話しできたり。 と、めずらしい体験ができました。 気分はすっかり道元ファンで、道元の本とか、永平寺限定切手とか、永平寺おせんべいとか、胡麻豆腐はもちろん、ちょうど欲しかった、すり鉢とすりこぎまで買ってしまった私ですが、フランスのみなさんは、わたし以上に感激していた様子。 に思えたのですが、、、3時間の旅を終えて、京都へ戻ると。。。「和牛が食べたい」と言いだす人々。 マダム・紅茶が昨年、京都へ寄ったときに見つけたお気に入りの肉屋さんで、「こんな肉、みたことない...」レベルの和牛を堪能するフランスの方々でした。(和牛の写真はすごすぎて....上げられません。) #
by enchan-the
| 2023-10-05 18:33
| 旅・おさんぽ
初めての訪問を、とっても楽しみにしていたところ。 Raku Museumへ。 フランスでお茶に出会った頃は、本当に何もしらないことばかりで、「楽」を初めて知ったのも、お茶やのお師匠たちから聞かされて、でした。 「楽だよ、楽! 日本人なら知ってるだろう」と。 ラクって、それも、Rにアクセントがあるので、ますますわからないし。。。と、日本へ戻ってようやく理解するまで、謎のラクだったという、思い出のRakuでもあります。 ようやく、この素晴らしさをわかるようになって。シンメトリーでないものの美しさをしみじみ味わえるようになりました。 Wabi sabi などと言いながら、必ず、自分はどれが好き。あなたは? と、意見交換をするフランスの人たち。 歴代の、もちろん、初代 長次郎のものはいわずもがな。ですが、9代目のと、好きだなあと思うのが、15代目のものに多いことに気がついて。眺めているだけで、気持ちがよくなる器のカードをたくさん求めてしまいました。 見学の途中、メンバーの中でも、とくに趣味の良い2人が興奮して私を呼ぶので、行ってみると。。。 なんと!偶然、自分と同じ名前の(漢字も)器があるのです。 それも、15代目の素敵だなあと思っていた器だったので。。。偶然とはいえ、感無量です。 とても感激して、カードは2枚も買ってしまいました。^^ フランス語と日本語で書かれたこれもまた、素敵な書籍も買えて、大満足です。 紅茶もいいけれど、たまにはゆっくりと、お抹茶も楽しもうと、気に入った抹茶にも出会えたので、この秋は、抹茶をたてて楽しんでみたいと思っています。 旅のあとには、おみやげの数々で、なんどでも楽しめるのがいいですね。 こちらは、人形好きの義理のパパへ、ノエルのプレゼントにする。と、吟味を重ねて購入していた「こけし」。 みんなで3つか4つ、購入していました。@北野天満宮。 改めてみると、かわいいものですね。 思いがけず(間違えて)東寺にも行くことができて、良かった日でした。 #
by enchan-the
| 2023-10-01 22:11
| 旅・おさんぽ
今回は、東山に滞在しました。 好みの銀閣寺にも近い界隈で、とても快適でした。 お散歩のついでに、歩いて行くことができた南禅寺。 ムッシュ・ゼン、ムッシュ・空手にとって、日本初の禅寺です。この旅のメイン・イヴェントの前に....リハーサルではないですけれど、とっても喜んでもらえました。 マダム・紅茶。 まったくお変わりなく!元気です。 覚えた日本語の数々。テンプラ、ラーメン.....KARESANSUI :枯山水 も、言えるようになりました! こちらも運良く、当日の受付でも入ることができた桂離宮。 突然の大雨でびしょ濡れになってしまいましたが、暑かったのでちょうどよく。 笑っている間に雨も上がりました。 そろそろお土産シリーズを。 苔寺のムース色のお守りと、桂離宮のブルーの手ぬぐい。手ぬぐいは、額に入れて飾るのが...理想です。 #
by enchan-the
| 2023-10-01 21:30
| 旅・おさんぽ
本当に本当に楽しかった3週間弱が終わって、大きな喜びと幸せと、ものすごく力強いエネルギーをたっぷり与えてくれた人たちがついに日本を離れてしまった本日は、寂しくて、一抹の喪失感まで覚えたほどですが。 抱えきれないほどの大切なものや学びを受けて、たっぷりの愛とやさしさをもらって、ぼんやりしていたこの1年ちょっとでしたけれど、また少し強くなれたように思えた充実の夏休みでした。 せっかくなので、旅の記録を。 目下、すっかり、Bouddhismeブームのわたしですが、行ってよかったベスト5くらいに入るところから。 やっぱり、フランスの人たちおすすめの、西芳寺・苔寺は、とーっても素敵でした。 聖徳太子の別荘地だったらしい場所にある苔寺でした。 あの空海にも関わりがあるようですし。 スティーブ・ジョブズのお気に入りのお寺でもあったようです。 まずは静かに写経をさせていただいて。 静寂も美しい緑の中を散策しました。 苔の " mousse "は、ムース・オ・ショコラのムース。 泡立てた石鹸のムース。ふわふわのかわいい120種類以上もの苔が自生していました。 ちょうどタイミングよく、バスに出会ったので、次もとっても楽しみな訪問地への途中まで、バスに乗ってみました。 嵐山あたりは混んでいましたけど、苔寺まで来る人は少ないかな。(事前に申し込んでくれていた抽選に当たったおかげで訪問できました ^^) #
by enchan-the
| 2023-09-30 23:30
| 旅・おさんぽ
200%満喫した関西旅行でした。 どこで覚えてきたのか、東京駅で三本締めをしたがるフランスの人たちと、けっこう恥ずかしいけど仕方なく締めたのが22時近く。しかしながら、もう翌朝からは、東京場所の始まりです....。 そもそも、富士山登山を終えて東京に戻った翌日には、京都へ行くために朝9時に集合できているという。。。本当にタフな方々ですね! 素晴らしすぎた数々は、またつぎの機会に記録したいと思います。 本日は、寝坊した誰かのおかげで、思いっきり走ることとなって、なんとか滑り込めた皇居一般参観。 幸運にも!当日配布される140枚の整理券の一番最後が私たちでした。 目の前で切られた、後ろのイギリス人青年がかわいそうで...もちろんその後ろの人々もですけれど、とにかくありがとうございました。です。 それにしても「enjoy !」といって笑顔で爽やかに去っていく欧州の青年が、さすがでした。 おかげさまで、初めての皇居も堪能できました。 素晴らしいサービスで、日本語、英語、スペイン語、中国語、そしてフランス語と、それぞれのガイドさんがついてグループになっての見学です。この日はフランス語族が一番小さなグループでしたけど、カナダのケベックから来た人たちもいて、楽しいひとときでした。 こちらがあの、一般参賀が行われる宮殿東庭の長和殿です。 どこもかしこもキレイなのはもちろんですが、皇居内は、空気まで澄んでいるような美しさでした。 日比谷と東京駅周辺にしかいなかった本日ですが、14,000歩超えで、そろそろぐったりですけれど。。。疲れも笑って吹き飛ばすといういつものパターン。^^; 残りの日数が少なくなって、すでにちょっと寂しくなってきましたが、 あと少し、いろいろ満載して、東京をたっぷり楽しんでもらおうと思います。 今日のおもしろフランス語 : 疲れてぱんぱんに張った足を『りんごのコンポート』と言っていました。 Bonne semaine ! #
by enchan-the
| 2023-09-27 21:10
| 旅・おさんぽ
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