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3/30は水道橋に漂流。東京ドームでX JAPANの3デイズ・ライブ最終日を観た。
いろいろな思いを抱いて足を運んだ。X JAPANの海外進出を発表したニューヨークでの記者会見に行った。解散時にはインタビューをして、テレビ番組も作った。その後、ソロ・アーティストとして尊敬していたhideの訃報を、悲しい気持ちで聞いた。YOSHIKIのVIOLET UKのスタートや、RIZEがhideの「PINK SPIDER」をカバーした際、本人達の言葉を直接聞く機会があった。縁が深いのだろう、今回も来日直前のYOSHIKIと接触があり、彼の声の明るさに思うところがあって、観に行くことにした。
詳細なレポートは後に譲ることにして、ドームに現れたX JAPANは年齢なりのバンドだった。それはオッサンくさいという意味ではまったくない。煽りまくるところはきっちり煽り、聴かせるところは聴かせる。これでもかと畳みかける勢いもそのままだった。何より嬉しかったのは、時折のぞかせるチャーミングなヤンチャさが以前と同じにあったこと。それと、やっぱりX JAPANにはドームがよく似合うのも頼もしかった。
初日の2時間遅れの開演はともかく、ほぼオンタイムで始まったライブは、10年ぶりとは思えないほど充実していた。
「年齢なり」と言ったのは、惜しみ無く繰り出すハイテンション・ナンバーやバラードに貫禄を感じたからだ。再会するまでそれぞれ音楽をやり続けていたからこその時間が、演奏ににじみ出ていた。
hideはX JAPANのHIDEとして、丁寧にセレクトされた映像でライブに参加していた。初めのうちは少し違和感を覚えたが、終わってみれば「HIDE、かっこいい」と思っている自分に気が付いて、笑ってしまった。そう素直に思えたこと、それがこの夜のいちばんの歓びだった。
バンドが好きで、その中に特にヒイキのメンバーがいる。その人を何の気兼ねもなく応援できる幸せ。一度それをなくしてしまったから、余計に嬉しかったのかもしれない。不思議な体験だったことは間違いないが、人生にはこんな不思議があってもいい。
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by hirayama_y
| 2008-03-31 05:03
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3/22渋谷漂流その3はON AIR WESTでFAT PROPに初対面。
FAT PROPは九州・鹿児島のバンドで、ちょっと変わっている。センターにキーボード&ボーカルを置いた5人組。CDで聴く限り、英語詞のスピーディでポップなサウンドが快い。でもインフォによれば、バンド名の由来は、リーダーのベーシストが以前、ラグビーでプロップのポジションをやっていたかららしい。FAT(太った)PROPかあ・・・ステージに出てきたのは、やっぱりFATなPROPだった。
しかし、しかし、音はCDどおりめちゃめちゃかっこいい。センスの良いポップロック・サウンドで、英語のハマりは言うことなし!
しかも、しかも、FATベーシストのMCがむちゃくちゃ面白い。音とバンド・イメージのギャップも、ここまで来れば怖いもんなし。いっぺんにファンになりました。
楽屋に行ったら、お向かいのOAEで自分のバンドのライブを終わらせて駆けつけたSABOTENのキヨシくんにばったり。バンド同士、仲がいいんだって。(笑)。
楽しく3連チャン終了。ぐびっと生ビール呑んで帰ったのだった。
FAT PROPは九州・鹿児島のバンドで、ちょっと変わっている。センターにキーボード&ボーカルを置いた5人組。CDで聴く限り、英語詞のスピーディでポップなサウンドが快い。でもインフォによれば、バンド名の由来は、リーダーのベーシストが以前、ラグビーでプロップのポジションをやっていたかららしい。FAT(太った)PROPかあ・・・ステージに出てきたのは、やっぱりFATなPROPだった。
しかし、しかし、音はCDどおりめちゃめちゃかっこいい。センスの良いポップロック・サウンドで、英語のハマりは言うことなし!
しかも、しかも、FATベーシストのMCがむちゃくちゃ面白い。音とバンド・イメージのギャップも、ここまで来れば怖いもんなし。いっぺんにファンになりました。
楽屋に行ったら、お向かいのOAEで自分のバンドのライブを終わらせて駆けつけたSABOTENのキヨシくんにばったり。バンド同士、仲がいいんだって。(笑)。
楽しく3連チャン終了。ぐびっと生ビール呑んで帰ったのだった。
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by hirayama_y
| 2008-03-30 11:58
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3/22渋谷漂流その2はON AIR EASTでSABOTEN。大阪パンクの雄を久々に観る。
この日は徹底的に明るくてポップなSABOTENだった。にこにこ笑って恐ろしいビートを繰り出す。特にサケのドラムが凄い。超アップテンポの曲を追い越してしまいそうなスネアが気持ちいい。「RGCKIN’ROLL SHOW!」イベントのライブでメンツはGOOD4 NOTHING、PINKLOOPなどツワモノ揃い。その中で、ひときわ輝いていたのはさすがだった。
さて次はお向かいのON AIR WESTへ。そうこうしてるうちに桜が咲いちゃった(写真
は9/28東京の桜)・・・続く
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by hirayama_y
| 2008-03-29 15:27
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札幌から帰って来たその足で、3/22は渋谷ライブハウス3連発にチャレンジ。
一発目はルイードK2でPsysalia Psysalis Psycheという4人組バンド。しっかりしたドラムに支えられてダークなサウンド・ワールドを作り出す。ROOSTERZとかが好きなのかな。フロントのギター2人が歌えるのが強み。アグレッシブな姿勢がもっとステージングに出るようになると、このバンド、かなり手強そう。
さてR246を渡って丸山町に急ぐのだ。・・・続く
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by hirayama_y
| 2008-03-28 03:07
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3/21は札幌に漂流。北海道厚生年金会館で奥田民生「FANTASTIC TOUR 08」を観た。
今回のツアーを観るのは二回目。最初に観た時、このツアーは「事件」だと思った。とにかく演奏が凄いのだ。このところいい曲を書くバンドは増えてきたが、ライブ演奏のクオリティに命を賭けるバンドは減っている。中で民生は相変わらず高品質の曲を書き続け、なおかつライブに激しい闘志を燃やし続けている数少ないアーティストだ。最新作『Fantastic OT9』のレコーディング主要メンバーと行なっているこのツアー、まさに一触即発の気合いに満ちたライブを展開。札幌のステージも見事に炎上したのだった。
湊雅史の衝撃のドラム、野太い小原礼のベース、すべてを呑み込む斉藤有太のキーボード、そして超ハードな奥田民生のギター&ボーカル。どれをとってもロック魂満載で、ゆるいステージングとは裏腹に、熱血グルーブが爆発。
長いギターソロも、耳鳴りのする轟音も、人生を切り裂くリリックも、ひたすら快感。爆音でアナログ盤を聴いてるようなライブだった。
感受性豊かな青少年に絶対オススメのライブだ!
次は渋谷CCレモン公会堂で燃えるぞお。
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by hirayama_y
| 2008-03-26 16:45
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3/13は下北沢に漂流。モナレコードで斉藤花を観た。
近々、リリースされるカバー・アルバムを聴いて、その不思議な声に興味が湧いた。
最初はソフトに聴こえるのだが、しばらく聴いていると、その奥に在る意志の強さがビンビン伝わってくる。彼女はライブではどんなふうに歌うのだろうか。
歌い始めてすぐ、その声の秘密の一端が分かった。息のコントロールが独特で、たぶん大きな肺活量を持っているのだろうが、その息が全部「声」になっていない感じ。早い話、燃費が悪い声なのだが、それがソフトさと強さの両立につながっている。
歌に対する意識が高いので、彼女にやがて大きな成長が訪れることを予感させた。ラストナンバーにヴァン・モリソンの「ムーンダンス」を選ぶセンスもいいなあ。もっともっとライブを重ねて、タフなシンガーになってほしい。
近々、リリースされるカバー・アルバムを聴いて、その不思議な声に興味が湧いた。
最初はソフトに聴こえるのだが、しばらく聴いていると、その奥に在る意志の強さがビンビン伝わってくる。彼女はライブではどんなふうに歌うのだろうか。
歌い始めてすぐ、その声の秘密の一端が分かった。息のコントロールが独特で、たぶん大きな肺活量を持っているのだろうが、その息が全部「声」になっていない感じ。早い話、燃費が悪い声なのだが、それがソフトさと強さの両立につながっている。
歌に対する意識が高いので、彼女にやがて大きな成長が訪れることを予感させた。ラストナンバーにヴァン・モリソンの「ムーンダンス」を選ぶセンスもいいなあ。もっともっとライブを重ねて、タフなシンガーになってほしい。
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by hirayama_y
| 2008-03-20 03:00
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3/07は三軒茶屋に漂流。世田谷パブリックシアターで中村中「中村、語る、中、謡う/第一回、春」を観た。
ピアノ伴奏と、本人のギター弾き語りで進むステージは、昭和の歌謡曲全盛時代の曲を取り上げる。スライドでジャケットを映し出し、オリジナル歌手のエピソードをふんだんに中村が紹介しながら歌う。水前寺清子や研ナオコなど、名曲名演のオンパレード。中でも、中島みゆき作詞作曲の「春なのに」(オリジナル歌手・柏原芳恵)は絶品だった。
って言っても若い世代にはチンプンカンプンだよね。見回せば、客席も年輩の方ばかり。ただ、ここで歌われた楽曲は短い言葉で壮大なドラマを描いたものばかり。今さら感じる歌謡曲の偉大さは、ラップやロックをやってる人にも衝撃だと思う。
チャンスがあればぜひこの中村のトライを観て欲しい。
ピアノ伴奏と、本人のギター弾き語りで進むステージは、昭和の歌謡曲全盛時代の曲を取り上げる。スライドでジャケットを映し出し、オリジナル歌手のエピソードをふんだんに中村が紹介しながら歌う。水前寺清子や研ナオコなど、名曲名演のオンパレード。中でも、中島みゆき作詞作曲の「春なのに」(オリジナル歌手・柏原芳恵)は絶品だった。
って言っても若い世代にはチンプンカンプンだよね。見回せば、客席も年輩の方ばかり。ただ、ここで歌われた楽曲は短い言葉で壮大なドラマを描いたものばかり。今さら感じる歌謡曲の偉大さは、ラップやロックをやってる人にも衝撃だと思う。
チャンスがあればぜひこの中村のトライを観て欲しい。
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by hirayama_y
| 2008-03-11 12:19
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3/04は下北沢に漂流。シェルターでチャイルド・スクールTVを観た。
スネイルランプのオープニング・アクトにいきなり指名されて、バイトを17時までやって秦野から駆けつけたこのバンド、スクールバス・レーベルのイチ押しということで紹介されると、満員のシェルター・ピープルは大声援を送る。
登場した5人は、すでにハイテンション。アウェイの闘いに慣れているようで、「今日のお客さんはあったかいわ」を連発。思い切り突っ込んでいく。
とにかくおバカで、ためらいのないパフォーマンスは圧巻。パンク・スピリットにメタル風味をふりかけたサウンドは痛快。一曲が2分くらいで、スピード感も充分。なんだかんだ暴れながらも、オーディエンスの心をつかんで離さないステージングはタダモノではない。
このバンドのライブは、一度絶対体験すべし!!
スネイルランプのオープニング・アクトにいきなり指名されて、バイトを17時までやって秦野から駆けつけたこのバンド、スクールバス・レーベルのイチ押しということで紹介されると、満員のシェルター・ピープルは大声援を送る。
登場した5人は、すでにハイテンション。アウェイの闘いに慣れているようで、「今日のお客さんはあったかいわ」を連発。思い切り突っ込んでいく。
とにかくおバカで、ためらいのないパフォーマンスは圧巻。パンク・スピリットにメタル風味をふりかけたサウンドは痛快。一曲が2分くらいで、スピード感も充分。なんだかんだ暴れながらも、オーディエンスの心をつかんで離さないステージングはタダモノではない。
このバンドのライブは、一度絶対体験すべし!!
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by hirayama_y
| 2008-03-07 17:58
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