ラルク最強の中盤
6/08は大阪に漂流。京セラ・ドームでラルク アン シエルの“L’7~Trans ASIAvia PARIS~”ツアーのファイナルを観た。
「最強の中盤」といってもサッカーのことじゃない。このライブの中盤、9-11曲目にかけてラルク アン シエルが見せたパフォーマンスが凄かったのだ。いわゆるポップとは対極の曲調が並ぶ。コンセプチュアルで研ぎ澄まされたナンバーが、ぎりぎりの感情表現をもって演奏される。ダークなカラーを持ったイギリスのバンドに影響を受けたものなら誰しもが憧れるセットリストだ。が、しかし、これまでいくつもの日本のバンドが挑戦しては失敗してきた「中盤」でもある。それを、ラルクは鮮やかにやり切った。
メンバーひとりひとりがバンド全体を見渡す力を持ち、さらにバンド・サウンドに対する集中力を途切らせない。充実したツアーを物語る圧巻のパフォーマンスだった。
(写真はライブ中に放たれた銀テープ)
by hirayama_y
| 2008-06-11 18:55
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