離島 ひとり旅2
2024年 06月 15日
朝早くに家を出て
飛行機で米子空港へ
目指すは後鳥羽上皇が
島流しにあった海士町
境港から船で隠岐の島経由で
むかいます
でも飛行機の到着が30分遅れた
ことで飛行場近くの駅から港へ
行く電車に乗り遅れてしまいました
時刻表を見ると
次の電車がくるのは1時間後で
乗船予定の船に間に合わない
その船に間に合わなければ
次は4時間後!の1便しかない
空港からの電車が
まさか1時間に1本の
one way 電車しかないとは
予想していなかった
これが都会ボケってものですね
何社にも電話をして
やっとタクシーを手配し
ぎりぎりの時間でフェリーに
乗船できましたが
朝から何も口に出来ず
空港で買い物する時間もなかった
島に到着するまで我慢
うたた寝しながら2時間ほどで
到着した中の島ですが
東京とは別世界
どこまでも続く青空に
心地よい潮風がほほを撫で
小鳥のさえずりが聞こえます
そして港に貼ってあるのは
海士町のスローガン
〝ないものは なにもない”
それを横目に見ながら
お腹が空いた私は
港のカフェに行きましたが
残念ながらその日はクローズ
売店を物色しても
カップヌードルや
スナック菓子とお土産用の
水でもどす海藻
なんかが置いてあるだけ
ここまで来て
インスタント食品に
手は出すまいと
あきらめて
ホテルへ向かいました
感じられる部屋で
ここで2泊出来ると思うと
無性に嬉しい
とても感じのいいホテルスタッフが
迎えてくれましたが
わたしが何か食べたいと
リクエストすると
顔を曇らせました
ホテルでの夕食の予約は
滞在中は無理なようで
島では飲食店も数が少なく
住民ですでに予約もいっぱいだとか
ちなみに島には
コンビニもスーパーもない
それこそが離島!らしさよね
わかってはいるけどさ……
きゅうりでも売ってたらかじりたいな
人気のない
夕方の海岸の散歩は
時間が流れるのが
ゆっくりで不思議な気持ちになる
戻った部屋に置かれていた
ホテルのメッセージカードには
やっぱり
〝ないものはない”
それは
「大事なものはすべてある」
という既にある魅力や幸せに気づくこと
と書かれていました
ルームサービスのメニューは
ドライフルーツとナッツに
カマンベールチーズにワイン
と飲んべい使用
丸のまま運ばれてきた
カマンベールチーズをかじり
赤ワインをかたむけながら
あれは嫌いとか
これじゃなきゃダメなんて
日々言ってるうちに
私は確かに何か大切なものを
見落しているのかもしれないと
この島に来なければ
気が付けなかった何かに
出会えそうです
いつもならお腹が空くと
気が荒くなる私ですが
初日の夜はそんな期待で
穏やかに時が過ぎていきました
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