先日 スタッフSちゃんから受けた真剣な提案は

"もう少しお片づけ頑張りましょうよ"

キレイ好きなSちゃんが片付けては

私が散らかすパターンに

温厚なSちゃんの堪忍袋の緒が

ついに切れたようなのでした

"私は 見えるところだけじゃなくて

外からは隠れて見えない所もきちんと

片付けた空間でお客様をお迎えしたいんです！"

接客の仕事が大好きで誇りに思うSちゃんらしい言葉に

散らかし魔である私はいたく反省し

皆で徹底して片付けることになりました

何年もの間 書き溜めたデザイン画や

掲載して頂いた雑誌など

もう使う日は来ないとわかっていながら

１つ１つの思い出を考えると

なかなか捨てられずにいましたが

Sちゃんの言葉についに処分する決心がつきました

そして　そんな古いデザイン画に

まぎれて出てきたのは

誰かスタッフが作ってくれたであろう

手作り感のあるスクラップブック

〝えっと…これは？〝

スクラップブックの中には

お客様が下さったお手紙が

きれいに貼り付けられていたのでした

あの頃は子育て仕事の両立が上手くいかず

自分の無力さに自信をなくし 落ち込む日ばかり

お客様がアンジェリーナに送って下さった

暖かい言葉を繰り返し読むことで

前に進む勇気を頂いていたのでした

「今の私とアンジェリーナは未熟でも

　成長の芽は必ずあるはず

　もっと全てを高めてジュエリーを表現したい」

当初は箱に保管されていたお客様からの

お手紙ですが スタッフの誰かが

ファイルしておいてくれたことも嬉しい

いまこうしてアンジェリーナを続けていられるのは

応援して下さるお客様とスタッフが

いつもいてくれたからこそ

掃除の途中で 宝物を見つけて

はしゃいでいるうちに

時間が過ぎてしまい

肝心の掃除が終わらないまま（笑）

休日を返上して整理整頓を完了させる予定です