赤毛のアンのアメジスト

女の子が成長するなかで


誰でも一度は
"赤毛のアン”と親友になった時期が
あるのではないでしょうか



先日"赤毛のアン”に登場する
マリラが大切にしていたブローチのお話を
思い出しあれはカメオのブローチだと
記憶していたけれど本当はどんなブローチ
であったのだろうかと気になり
棚で埃をかぶっていた"赤毛のアン”
を引っ張り出しました




ふふん、そうか 



どんなブローチかというと
"アメジスト”のブローチでした


アンはこんなふうに
アメジストを表現しています



紫水晶ってただ美しいと言うほかないわ

私が考えていたダイヤモンドと同じだわ

ずっと昔まだダイヤモンドを見たことなかった時に

本で読んでどんなものか想像してみて

きっと美しい

ぼーっと光る紫色の石だろうと思ったの。

後で本物のダイヤモンドを見たとき私

がっかりして泣いてしまったの。

もちろんとても美しいには違いないけど

私の考えていたダイヤモンドみたいじゃなかったのですもの。

そのブローチちょっと私に持たせてくださらない。

マリラ、紫水晶っておとなしいすみれたちの魂だと思わない。



アンらしい言葉です


アンはちゃんと宝石が生きているって
感じてるんですね



私も以前はブローチを制作するのが
好きでよくデザイン画を描いたものですが
最近は地金の高騰も背景にあって
あまり人気がないのが残念です




赤毛のアンを見つけた本棚からいっしょに
私が20代の頃にお客様からオーダー頂いた
ブローチのデザイン画のファイルを見つけました







赤毛のアンのアメジスト_d0339681_16484656.jpg


これはオパールを中石に
アメジストとブルートパーズを
組み合わせたブローチ
アンもこれを観たらきっと
気に入ってくれたのではないでしょうか







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篠田恵美 ブログ


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