赤毛のアンのアメジスト
2018年 04月 17日
女の子が成長するなかで
誰でも一度は
"赤毛のアン”と親友になった時期が
あるのではないでしょうか
先日"赤毛のアン”に登場する
マリラが大切にしていたブローチのお話を
思い出しあれはカメオのブローチだと
記憶していたけれど本当はどんなブローチ
であったのだろうかと気になり
棚で埃をかぶっていた"赤毛のアン”
を引っ張り出しました
ふふん、そうか
どんなブローチかというと
"アメジスト”のブローチでした
アンはこんなふうに
アメジストを表現しています
紫水晶ってただ美しいと言うほかないわ
私が考えていたダイヤモンドと同じだわ
ずっと昔まだダイヤモンドを見たことなかった時に
私 本で読んでどんなものか想像してみて
きっと美しい
ぼーっと光る紫色の石だろうと思ったの。
後で本物のダイヤモンドを見たとき私
がっかりして泣いてしまったの。
もちろんとても美しいには違いないけど
私の考えていたダイヤモンドみたいじゃなかったのですもの。
そのブローチちょっと私に持たせてくださらない。
マリラ、紫水晶っておとなしいすみれたちの魂だと思わない。
アンらしい言葉です
アンはちゃんと宝石が生きているって
感じてるんですね
私も以前はブローチを制作するのが
好きでよくデザイン画を描いたものですが
最近は地金の高騰も背景にあって
あまり人気がないのが残念です
赤毛のアンを見つけた本棚からいっしょに
私が20代の頃にお客様からオーダー頂いた
ブローチのデザイン画のファイルを見つけました
これはオパールを中石に
アメジストとブルートパーズを
組み合わせたブローチ
アンもこれを観たらきっと
気に入ってくれたのではないでしょうか