完成させることへの想い 1
2017年 11月 21日
"ケアレスミスだってば
ケアレスミスで40点も減点しちゃったんだ”
昨夜は次男の担任の先生との面談日
得意なはずの数学のテストの散々な結果に
対しての次男の言い訳です
この言い訳は小学生の時から
聞き続けているのよね…
ケアレスミスでの減点
ということは
問題を解いても完成度を高めるための
見直しをしていないということであり
成績どうのこうのの前に
彼が自分の作り上げたものに対し
見直すという行為を面倒くさがり
完成度を高めるという意識にかけ
それまでに努力した労力を無駄にしている
ということとしっかり
向き合っていないことを意味します
ということは数学だけではない
文章作成だって
アートだってすべてに
その思考パターンは影響してるはずだから
このまま今までと同じ思考パターンを
繰り返していたら2年後の
大学受験はストレスの大きいものになる
目を見据えて諭す私に
〝うるさいな、母”
何を思っているか
一目でわかるふてぶてしい
表情で押し黙っている(笑)
それにしても親子って似るものですね
私も若かりし頃は
物事を完成させることへの
意識が低く自分のその問題自体にさえ
気がついていなかったことを思い出しました
デザインを始めたばかりのころ
ワクワクしながら
新しい石に手を出すくせに
せっかく仕上がったジュエリーに満足してしまい
裏のカーブのつくりのチェックや
楊枝で1ピースずつ
つつきながら確認する石留のチェックなど
職人さん任せにしていたのです
数十歳年上の職人さんに
ダメ出しをすること自体を避けたかった
というのもありますが
やはり完全に完成させるという概念を
しっかりと理解し受け止めていなかった
1つ1つを完成させること
そしてそれを積み重ねること
うざがる息子を前に
私が仕事から教わった
〝完成させるために持つべき想い”
勉強とはちょっと違うのかもしれないけど
明日へと続きます
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