小さなウソ 大きな見栄

先日 次男が突然

ママって 若いころきれいだったんでしょう
おじいちゃんがそう言ってたよ


ね~ね~沢山の男の子にプロポーズされたんでしょう


と調子の良い父の言葉を鵜呑みにしたらしく
しつこく聞いてきました


あんなに厳しい女子校育ちでそんなチャンスがあるわけもなく
見るからにエンゲル係数の高そうな容姿が災いしてか(巨体でした)
男子とは 正直あまり縁がなかった青春時代


でもここで正直にカミングアウトするのも母として
悔しい やはり思い切り見栄を張りたいもの


ママはね、そう実はMMK だったのよ


MMKってなに?と次男


MMKって言うのはね~もうもててもてて困っちゃうってことなのよ(古くてすみません アハハ)


ふーん



その後もその件にこだわり続けTVに出演している
きれいなお姉さんを指さしては
あのお姉さんぐらいきれいだった?
と聞きまくる次男


う、うーん。そうかな。同じくらい



と見栄を張り続け 自責の念にかられて
苦しくなってきた頃ようやく就寝


男の子って やはりママにはキレイでいて欲しいのかしら


その後 そんなことはさっぱり忘れていたのですが


今日 歩いていたら次男の同級生とそのお母さまに遭遇


挨拶を交わして別れるときに


フフフ、HちゃんのおかあさんてMMKだったんですってね


と言われその時は何を言われたのかよくわからず
聞き違いかと…


歩いているうちに  あーっ

MMkって あれかな もててもてて困っちゃうかな


次男が自慢げに話したに違いないのです


キャー 恥ずかしい


相手が子供だからと言ってウソをついて見栄を張ってはいけない

大きな教訓になりました


小さなウソ 大きな見栄_d0339681_11501567.jpg

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篠田恵美 ブログ


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