アリストテレスの鉱物書

紀元前4世紀ころ活躍した

プラトンの弟子 アリストテレス




ギリシャ哲学
を確立した賢人として有名ですよね




世界を征服したアレクサンドロス大王の教育係も
務めていました




そんな歴史上に名を残すプラトンですが
鉱物書と言う 
様々な金属や石についての産地や
特徴、効能について書き記している書物を
残しています




アリストテレスの父親は医師だったのですが
その内容から当時は 宝石は単なる装飾品ではなく
お守りとしてはもちろん お呪いや病気の治療として
使われていたことがわかります





それにしてもアリストテレスの記述した
鉱物はなんと700種類!




紀元前4世紀からそんなに宝石が
認知されていたなんて驚きです





せっかくなのでポピュラーな宝石の記述を
いくつか紹介しますね






サンゴについては
目の痛みに効く
血液循環を良くして心臓の負担を軽減する





先日紹介したカーネリアンについては
出血をとめたり 婦人病に効果あり
また粉末にしたものを歯磨きとして使うと
ムシ歯や歯茎の不調に効く






ダイヤモンドについては
征服されないものをあらわし
大変強い力を持つ





などなど書かれていました
面白いでしょう





宝石の不思議な力については
アリストテレスだけではなく
紀元前から中世にかけて多くの賢者や
学者達が文献を残しています
旧約聖書や新約聖書にだって数多く
記述されているんですよ




時代を超えて多くの人が自然や宝石の
神秘的なパワーに魅了されていたに違いないですね
これからも時々そんな古代から残る宝石についての
文献をご紹介したいと思います


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篠田恵美 ブログ


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