苦悩日記で見つけた言葉

部屋を整理していたら
十数年前の日記を見つけました



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ページをめくると
泣く幼児を預け仕事へ行くのが辛いとか
仕事の質が落ちてやしないかとか
全てが中途半端にしか出来ていないとか
当時の苦悩が面々と書き連ねてある



あの頃は 2人の男の子を出産したばかりで
常に時間に追われ自分の仕事のあり方に疑問を感じ
全てに自信を失い
日々焦っていたことを思い出しました




世の中には素敵なジュエリーが沢山ある
私がジュエリー制作を止めたところで
一体誰が困るのであろうか
何故私はこの仕事を続けているのか
という疑問に取り憑かれていたのです



何のため?
誰のため?


常にこの言葉が頭を渦巻いて重苦しい毎日



でもある時に
手術に研究にと明け暮れる多忙過ぎる夫との会話のなかで
なんでそんなに頑張るのよ?
非難めいた言葉をイライラと言い放った時に
かえってきた彼の答えは


いつか僕の人生を振り返った時に僕が望むのは
1000人の人の手術をするよりも
患者さんが健康という幸せを取り戻す法則にもとずいた手術法を確立し
多くの人に伝え残したいからであり
子供達には僕のその姿を残したいからだ

というものでした



どんなに忙しくてもあまり弱音を吐くことなく
ベストを尽くす彼の姿は
立派であると同時に
自信を失っている私にとっては
更に自分が無能であると感じ
追い詰める原因でもあり
気がつかないうちにおりのように積もった不満で
一杯になっていたのです
でも彼の迷いのない言葉に心は晴れていきました



そう 人には人それぞれ様々な役割がある


私も ただ美しい身を飾るだけのジュエリーを
1000もつくりたいのではない、
その人にとって人生が豊かになる法則に則った
最高のたった1つのジュエリーをつくることを望んでいるのだと




いま読み返すと 苦悩の中にいたからこそ
真に自分が望んでいた言葉に
たどり着くことができたと理解出来ます



自分のやり抜きたいことが明確になった時に
自分を取り巻く世界観も変わるものですね



あれから10数年 ジュエリーの歴史、認知科学、
セルフイメージ心理学、カラーセラピーなどを学び
願いを叶えるジュエリーをテーマにジュエリーを
制作してきました



沢山のお客様に喜んで頂き
今度はアンジェリーナとは一線を画し
より多くのジュエリーを愛する人に
この人生をより豊かに創造するパートナージュエリーの法則
を伝えることにチャレンジします



そして先日1月30日に 多くの人に応援して頂いて
財団法人ジュエリープラクティショナー協会を
設立することが出来ました



あの苦悩日記から 今日という日がちゃんと繋がっていたのですね


只今ジュエリープラクティショナー協会では
ゼロ期生を募集しています。

ご興味のある方は是非問い合わせて下さいね

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篠田恵美 ブログ


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