皆様、1週間のご無沙汰でございます。
この1週間、皆様いかがお過ごしでしたか?
さて、今週も先週に引き続きスタジオには
フェルトアート作家の中山みどりさんをお迎え致しました。
指人形からスタートした活動は、ワンちゃんネコちゃんへと進化し
そのリアルさも話題となりました。
先週も愛犬リキ君の作品をお持ち頂き、
そのリアルさや何とも幸せな表情に心を奪われ、
「あ~ずっと眺めていたい!」と言う衝動にかられ
職権を乱用し写真を撮らせて頂いたりしちゃいました。
なぜこんなにもリアルで表情ゆたかに作る事が出来るのか…
その秘密は、今週ご紹介下さったこだわりのアイテムにありました。
そのアイテムとは
お道具一式。

通常私たちがチャレンジしてみる時にも使う
針。
普通のお裁縫用とは違い、
針の先にキズの様なものが付けられていて
この針を刺して行く事で、
だんだんと毛糸が固くなり形が作られていきます。
そしてここからが作品に深みを与えてくれるもの。
カーダーと呼ばれるブラシの様な物は、
微妙な毛色を表現する為に
毛糸の色を混ぜる時に使われます。
絵具で言えばパレットの様な役割です。
他にも様々な資料をもとに、それぞれの犬種や猫種の骨格や
特徴の情報を集めて作品の参考にされているんだそうです。

いや~あのリアルさの秘密はこんな所にもあったんですね。
ワンちゃんネコちゃんと暮らしている方は
「是非うちの子もみどりさんに作って頂きたい!」
と思う方も多いと思いますが、それもなかなか難しいモノ…
よし!それなら自分でチャレンジしてみよう!
と言う方の為にフェルトアートを作る時のポイントを
お伺いしてみました。
まずは
ポーズ。立ち姿などは手足のバランスなどがあり
ハードルが上るので、お座りのポーズなどがオススメ。
初めての方はなるべく
丸いフォルムで、
シンプルに
ボリューム感のあるモノだと上手に仕上げる事が出来るそうです。
この後はお絵かきの様な世界に突入する訳ですが、
ここからがセンスが問われる所ですよね。
ちなみに私もウサギちゃんにチャレンジした事がありますが、
その表情は何かの儀式にでも使われるのかと思う程、
個性的な表情になってしまいました。

そんな事態を避ける為にも、様々な角度から
チェックしながら作る事が大切なんだそうです。
このアドバイスを参考に、
皆さんも是非チャレンジしてみて下さいね。
さらに来月、みどりさんの作品を
間近で拝見できるチャンスがあるんです。
10/15(木)~20(火)
仙台の藤崎百貨店で個展が開かれます。
初日と最終日にはトークショー&サイン会も行われますので、
この機会にお出掛けになってみてはおかがですか?