皆様、1週間のご無沙汰でございます。
この1週間、皆様いかがお過ごしでしたか?
さて、今週も先週に引き続きスタジオには
日本、そして世界の空を2万時間以上フライトした
伝説のパイロット井上博さんをお迎えしました。
井上さんはこれまで
F-27フレンドシップ、
YS-11オリンピア、
B-727、
B-747(スーパージャンボ)、
B747-400(テクノジャンボ)
に乗られてこられましたが、
それぞれの機体によって、音や揺れ方にも違いがあり
飛行機好きの方は自分で乗りたい機体を選んで
楽しんだりもしているそうです。
他にも空の旅を楽しむポイントは景色。
私はだいたいお食事を頂いて、映画などを観ていると
いつの間にか寝てしまっていて、気が付いたら
目的地の近く何て事が多いのですが

井上さん曰く、せっかくの景色を見ないなんて
もったいないとの事。
どこの便かによって、見える景色も変わりますが、
オススメは冬のヨーロッパ便と、北米東海岸便。
北緯66度前後の北極圏を飛ぶので夜間飛行中、運が良ければ
オーロラを見る事が出来るんだそうです。
実際に井上さんも何度もご覧になっていて、
ヨーロッパ便では
機体の
右側、
北米東海岸便では
機体の
左側
この窓側の席だと運が良ければ、飛行機の中から
オーロラを見る事が出来るそうです。
そして今週井上さんがご紹介して下さった
こだわりのアイテムは
カップラーメンのシーフード味。

これにはシーフードじゃなきゃならない理由があるんです。
勿論、井上さんが好き。と言うだけの理由ではなく
海外にはお肉を使用したモノは持ち出す事が出来ないからです。
海外の空港を出る前に「お肉やフルーツの持ち込みはないですね」
って聞かれた事ありませんか?
その検査はパイロットさんも同じで、
しっかりとチェックを受けるそうです。
時差ぼけなどになり、現地の夜中などに
急にお腹が空いた時の為に持って行かれるそうなんですが、
外国の検査員の方も
『肉』と言う漢字は
しっかりと覚えている様で、シーフード以外のモノだと『肉』と言う
漢字を見つけられ没収されてしまうんだそうです。
これまでのフライトでは、かなりたくさんの国へ
シーフード味と共に飛んだんだとか。
これから海外旅行をお考えの方は、没収されない様に、
シーフード味を持って行くと良いそうですよ
来月には、井上さんの45年の豊富なフライト経験をまとめた
エッセイ本が広済堂より出版されます。
ぜひチェックしてみて下さい