七五三や結婚式、入学式や誕生日など…様々な記念日を迎える主役たちとその家族の姿を自然に、そしておちゃめでユーモアにカメラに収める人気の写真ブロガー『
Misawa Now blog版』の三澤武彦さん。
家族の毎年の記念写真を撮影するため今日も"旅する写真屋”と書かれたワゴン車で日本中をかけめぐっています。
そんな三澤さんのブログの中で人気のテーマなのが「自宅で花嫁さん」。その総集編ともいうべき『自宅で花嫁のすすめ』が5月31日(木)に発売されました。
「自宅で結婚式を挙げること」「実家から嫁入りすること」に対する7名の花嫁達の想いや家族への愛情が忠実に描写されており、1人の女性が花嫁に変わっていくと共に、日常からハレの日に時間が流れていることを感じることができます。
嫁いでいく娘の「花嫁姿」を優しく緊張感を持って眺めるご両親の姿や、柔和な表情で涙を流すおじいちゃんやおばあちゃんの姿など、旅立つ前の花嫁を中心に家族一人一人の繊細な気持ちが映し出された情景写真とエピソードなどが紹介されており、読者がもらい泣きをしてしまうほど。(もちろん編集部も何度も涙しました)
本のページをめくる毎に温かい気持ちになるのは、もしかしたら花嫁さんとその家族から「幸せのおすそ分け」をもらっているからなのかもしれません。
きっと結婚式は新郎新婦だけでなく家族にとっての「結婚式」なんですね。
■三澤さんから読者の方にメッセージをいただきました■
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この本は自宅で花嫁になった人たちの事例集です。
2017春ごろに本にするお話をいただいて、喜び勇んで書き始めたのですが、自分の文才のなさもあって頓挫してしまいました。
担当編集のAさんが「文章以上に写真に伝わるものがあるから」と写真中心の構成にして再スタートしたのが2018年はじめごろ。
これまで撮影した方に取材を行い、拙い文章では伝えきれないことが、大量の写真で綴ってあります。写真から読み取っていただけたらうれしいです。
こんな結婚式があった。
結婚式に何の賛美も否定もしていません。
ドタバタ結婚式の準備に奔走し、忙しさが気持ちを追い越してしまった迷走気味のプレ花嫁さんにお勧めの本です。
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最近ではバラエティに富んだウェディング形式が多く存在し、結婚式を挙げる意味や目的もカップルによって多種多様になっていますが、「自宅で花嫁のすすめ」を読むことで、家族の温りや、親戚や友人の笑顔を思い出して「自宅で花嫁」の古くて新しい結婚式の楽しみ方を感じることができるかもしれませんよ。
家族の歴史を撮り続けたい…と言う三澤武彦さんの『自宅で花嫁のすすめ』は幸せな家族の結婚式の物語が詰まった1冊になっています。
ぜひお手にとってみてはいかがでしょうか。
書籍の概要◉
書名:自宅で花嫁のすすめ
仕様:天地240ミリ×左右182ミリ (変形判 B5)128ページ
定価:本体2,000円+税
ISBN:978-4-7683-0968-1
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