
ロシアのウラジオストックからDHL(国際宅急便)が届いた。中にはロシア科学アカデミーからの招聘状が入っていた。ロシアで探検調査を行う場合、受け入れ機関を通じて招聘状を発行してもらい、ビザを取って入国しなければならない。
これまで数ヶ月間、現地とやりとりをしてきたが、ついに招聘状を手にしたわたしは9月から1ヶ月ほどロシアの極東へ出かけることが正式に決定。
今週末からペルー、帰国後すぐに今度はシベリアへ。アイヌやコロポックル、間宮林蔵などを北海道、サハリンで個別に調査してきたわたしだが、極東の交流史を今度はシベリアから推し進めてみたいと思っている。