朝日新聞12月7日(木)の一面広告です。
「赤坂一丁目のぶどう畑」から始まる文章と、イラストレーションを組み合わせたシンプルな構成。
赤坂一丁目に畑なんてあったっけ?と思いながら、読んでいくと、なるほどー、そういう事かー、と。ちょっと心が弾む文章です。
昨今、紙の新聞購読者も減って、一面広告も減りました。PCやスマホでネットを見たりする間に入ってくる広告は、目の衝撃を優先としているせいか、言葉がなんとなく貧しい。1980年代〜90年代の広告から色々と学ばせてもらった世代としては、寂しい感じもしています。そんな中で見た、読んだ、サントリーホールの広告はこのコピーにひっかけて言えばとてもジューシー。豊かです。
こんな広告をもっと見たいと思います。