ライター渡部の方です。
改めてこのブログを見ると、「だ・である」調と「です・ます」調が混在していて読みにくいですね。どうにかしたいものです。
という事をずっとこのブログでも書いているような気がし、15年も迷っている様子。
おおよそですが、情報量が多く普通に雑誌に書いていた時の調子でまとめたい場合が「だ・である」調に、情報量が少なく、自分の思った事をつらつら書いている時は「です・ます」調になっているようです。あとは自分が50代になって、社会の大半が自分より年下になり、少しでも「感じのいいおばさん」のイメージを狙っているような気もします。
というわけで、今回は「です・ます」なので、情報量少ないです。
まだ北欧旅行(8月後半)の事か、と言われそうですが、前回書いた「次に書くネタ」を書く前に前提として知っておいて欲しい事+前提として自分で理解しとかないといけない事、をまとめているのでした。
さるデザイン関係の方と、デザインの世界(教育、アーカイブ、職能機関、賞などなど)から形はなくなっていくのだろうかという話をひとしきりした後、「とはいえ」と。
「今はデザインの話より、気候。環境の方が切迫してる」と言われたのが気になっています。
特に今年の夏は日本が異常に暑かったのと、干ばつ、洪水、山火事と、自然災害ではあるけれど元々の原因に人間の環境破壊があると思われる事が立て続けで起こっています。つい先日もニューヨークで100年1度の大雨被害があったばかり。
デザインの形を考えるにしても、プロダクトやインテリアであれば素材の問題は無視できず、また置かれる周囲環境も考慮に入れなければなりません。単純な解消方法はないのですが、脱プラ(でなくともプラスチックの量を減らす事)は避けては通れないでしょう。
今回の旅行ではオスロ、ヘルシンキ、パリの順番で脱プラ度高かったように思います。
オスロ。スーパーのサラダバーのサラダを持ち帰り。蓋はプラスチックだけれど、容器は紙カップ。スーパーの袋は無駄なので買わず。袋を買っても紙袋のみ。蓋を止めるテープはないので、ドレッシングがこぼれないようがっちり手でホールドし、ホテルまで急ぐ。
という私と同じ動作でオフィスに戻る人を沢山見ました。
ちなみにエコバッグはもうほとんど全ての人が持っているので、店舗で売っているエコバッグや袋は観光客向け(?)なのか、ショップの昔の写真をプリントした袋だったり、フィンランドではムーミンのキャラが着いている袋だったり。
(こちらはヘルシンキ)
スーパーマーケットで使い捨てする食器を見ても、ほとんど紙もしくは木製カトラリー。ヘルシンキでは一部バイオプラがありました。店にもよるとは思いますが、オスロではバイオプラ製品も見た記憶がないです。
ヨーロッパのスーパーマーケットでは当たり前の光景ですが、野菜果物は計り売り。ヘルシンキでスナップを撮った理由は、薄いプラスチック袋があった事。私が行った限りではあるけれど、オスロのスーパーマーケットではこの薄いプラスチック袋を全然見なかったので、あったー!と。
こちらはパリで。包装ってこれで成り立つな、と感じたスポンジのスリーブ。これは商品自体もセルローススポンジとリサイクルプラスチックの固いスポンジ面を合わせたもの。他の食器用スポンジ製品は普通にプラスチックの袋に包まれてはいましたが
地味に追いかけている歯ブラシ。素材を再生プラスチックや竹にする、パーツを軽量化する、ヘッドの部分を取り替えられるようにする、など、環境負荷の少ない歯ブラシが増えて来ました。パリのスーパーマーケットで見たのはハンドルを竹にしたものが多いです。
パリからオスロに向かうフライト中の紙コップに「PLASTIC IN PRODUCT」とあったので、「紙」コップでもフィルムの(大概は)ポリエチレンを使っているのをもう見逃さないのだな、と感心。
こちらはヘルシンキ空港のコーヒーショップの紙コップ。色合い的に店のグラフィックより、このマークが目立ちます。
2021年7月からEUの規則として使い捨てパッケージに記載するものとなったそうです。パッケージ全てではなく以下のものが対象。
女性用生理用品
ウエットティシュー
フィルター付きたばこ
飲み物用カップ
詳細はこちら Marking specifications for single-use plastic products
10日間くらいこういう状況で生活して、東京に戻って、プラスチック(ポリプロピレン)の袋に包まれたバナナとプラスチック(PET)ケースの中に入ったブドウを、さらにそれぞれ薄いプラスチック(ポリエチレン)の袋に入れ、透明テープ(ポリプロピレン)で止め、というのが頭を混乱させます。
身近な問題として、このプラスチック天国と地獄状態をなんとかできないものかと思う次第です。