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世界のブックデザイン 2020-21
世界のブックデザイン 2020-21_b0141474_22472229.jpg


後です。今年も印刷博物で「世界のブックデザイン」展をてきました。

2009年から定点観測しているので、去の受作はこちらをごください。


2020

https://dezagen.exblog.jp/30404701/


2019

https://blog.excite.co.jp/dezagen/29934901/


2018

https://blog.excite.co.jp/dezagen/28982252/

https://blog.excite.co.jp/dezagen/28982436/


2017

https://blog.excite.co.jp/dezagen/27811149/


2016

http://blog.excite.co.jp/dezagen/26450068/


2015

http://blog.excite.co.jp/dezagen/25170179/

http://blog.excite.co.jp/dezagen/25170182/


2014

http://blog.excite.co.jp/dezagen/23858750/


2013

http://blog.excite.co.jp/dezagen/21575134/

http://blog.excite.co.jp/dezagen/21575240/


2012

http://blog.excite.co.jp/dezagen/19519937/


2011

http://blog.excite.co.jp/dezagen/17040747/


2010

http://dezagen.exblog.jp/14366166/


2009

http://dezagen.exblog.jp/12145085/

http://dezagen.exblog.jp/12145216/


今年は「世界で最も美しい本コンクル」入選図書のほか、ドイツ、スイス、オランダ、中国のコンクルで入した130点を展示。コロナが続いていますが、昨年より40点ほど展示点数が増え、手袋をはめて本をられるようになっていました(展示関係者皆様のご尽力に感謝します)。展示会の撮影NGということで、書籍写真なし・リンクのみで介します。


まず「世界で最も美しい本コンク2021」受賞書籍から。


銅賞 エストニア

Leisure Spaces

Holiday and Architecture in 20th Century Estonia

(レジャースペース 20世紀エストニアの休日と建築)

Estonian Museum of Architecture

https://www.arhitektuurimuuseum.ee/en/raamatud/leisure-spaces-holiday-and-architecture-in-20th-century-estonia/

エストニアの別荘や小屋など休暇を過ごすための建造物を集めた書籍。エストニア建築博物館の展示図録だが、表紙のイラスト、書体の選び方が印象的。


銅賞 スイス

Data Centers

Edges of a Wired Nation

(データセンター:有線化された国家のエッジ)

Lars Müller Publishers

https://www.lars-mueller-publishers.com/data-centers

インターネットで接続された国家間の境界線はどこにあるのか、エッセイと写真によって現在進行中のプロジェクトを考察した書籍。巨大なサーバの写真が続く紙面は圧巻。


栄誉賞 スイス

Revelo No.1 Chroniques de Chantier

Revolo No.1 建築現場の記録)

Amaretto Association

https://www.schweizerkulturpreise.ch/awards/en/home/design/design-archiv/design-2020/ssb-2020/revelo-n1.html

スイス鉄道ヴェヴェイ駅の改修工事の様子を記録した書籍。情報デザインやスイス鉄道のコーポレートデザインなどの視覚言語を駆使してグラフィカルにまとめている。



国別の展示では特に印象に残ったオランダの書籍を。Fw:Books、Valiz、Jam Sap Booksなど、良書を出している独立系出版社が目立ちました(ちなみにFw:Booksから本を注文すると、「Read Books, Buy Books, Buy Local」という素敵なポスターを同封してくれます)。

https://fw-books.nl/product/read-books-buy-books-buy-local/



Helmut Salden Uncoverd 1:1

(ヘルムート・サルデン アンカバー1:1

Stichting De Roos, Broddy Books

http://dutchdesigndaily.com/complete-overview/helmut-salden-uncovered-11/

オランダのレタリングアーティスト、ヘルムート・サルデンが1939年から1970年にかけて書いたレタリングを実寸で掲載した書籍。ホワイトで修正した後もリアルに再現。


The Living Mountain

(ザ・リビング・マウンテン)

Fw:Books

https://fw-books.nl/product/awoiska-van-der-molen-the-living-mountain/

オランダの写真家Awoiska van der Molenの写真集。グレーの用紙にホワイトとブラックで美しい山の写真が印刷されている。糸かがり綴じの手製本。


No School Manifest

A Movement of Creative Education

Valiz

https://www.valiz.nl/en/publications/no-school-manifesto

創造性によって、学ぶことの意味を切り開き、従来の教育を根本から問い直そうとする運動No School」の活動をまとめた本。ショッキングピンクがいかにもオランダらしい一冊。


Rewriting Archtecture

10+1 Actions, Tabula Scripta

Valiz

https://www.valiz.nl/en/publications/rewriting-architecture

排除、継続、隠蔽、再構成、再利用、高密度化、コピー、オーバーレイ、再想像、再開、棄権など11の側面から建築を捉え直し、論考した建築書。こちらもオランダの出版社Valizの出版物。


The Walter Benjamin and Alberts Project

Jap Sam Books

https://www.japsambooks.nl/products/the-walter-benjamin-and-albert-s-project

ヴァルター・ベンヤミンとアルベルト・スペアの並行した人生を一つにするための探求について書かれた本。黒い紙にホワイトで写真と文字を印刷。



写真で介できないので、ぜひ地で物をごになってください。

会は410日まで催。事前予制です。


「世界のブックデザイン 2020-21

20211218日(土)~2022410日(日)月曜休

10:0018:00

はオンラインによる事前予(日指定券)制

https://www.printing-museum.org/collection/exhibition/g20211218.php


by dezagen | 2022-02-11 22:55 | 展覧会 | Comments(0)
『これ、誰がデザインしたの? 続(2)』
渡部千春著、デザインの現場編集部編
美術出版社刊
04年以降の連載記事をまとめた2冊目の書籍。連載で紹介したアイテムのほか、名作ロゴやパッケージ、デザインケータイなどを紹介。
 
これ、誰が書いているの?
 
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