ライター渡部のほうです。
台湾、台中での高田唯さん(大学では同僚なんで、「さん」付けは慣れてないが、さておき)の展示が、8月4日から始まった。
ギャラリー「緑光+marute」と 同じ敷地内の別スペースも使い、2カ所で展示。
ギャラリー内ではこれまでの作品を入口から奥の部屋に行くに従い、過去から現在へと時系列で並べていく方式。
こちらは入口付近

入口から入って右横の奥部分。

さらに奥の部屋。
高田さんの作品の中に、真ん中のオレンジのバケツや青い手袋のようにちょいちょい現地の日用品や印刷物が入っているところがミソ。
斜めリングノートの横にあるのは、台湾の蚊取り線香。
(※)
普段見過ごしがちな身の回りの中の形や色の面白さに気付いてもらえるといい、あるいは日用品だと全然気がつかないで作品として見てしまってもらってもいい、という高田さんの意向。
こちらは第2会場のガラス張りのお部屋。
現地の新聞の求人欄からインスピレーションを得た新作グラフィックが上に吊られ、下にはその元となった新聞が並べられている。
下の写真は、普段からあるものなのに、台湾現地の人が下に敷いてある新聞も写真に撮っていたのが印象的だった。これまで見えていなかった魅力に気付く瞬間。
(※)
今日はまずはここまで。
写真撮影:後藤洋平
(※)は渡部千春撮影