ライター渡部のほうです。
クロアチアの首都、ザグレブに行って来ました。
毎度の事ながら、スーパーで見たものを。
どこでも気になる、牛と鶏。
マギーのスープ。鶏の優しそうな顔に比べて、牛が渋い。
ヨーロッパで展開するスーパーマーケットチェーンSPARの低価格帯プライベートブランドのスープストック。
鶏の目が死んでいる。
昔からあるクロアチアのスープヌードル。
全体的に牛への愛情は感じられるものの、鶏に対して関心なさそう。
牛に慈愛がある割には、牛乳のパッケージに牛がほとんど登場しない。
クロアチアだけでなく中欧、東欧全般にそんな感じ、と思って、今ドイツのフランクフルトで見たら、ドイツの牛乳もほとんど牛は見つけられず。
牛より、牛乳の注ぎが「いかにも」な記号の様子。
クノールのスープの素。
普通は斜め横からスプーンが入っているのに、キノコはスプーンがセンター、その上に素材。
マヨネーズ容器。
ガラス瓶、ハードプラスチック(PP)、金属チューブ、小さいサシェット、とここまで揃っているのは珍しい(日本のソフトポリエチレン容器は世界的に見るとかなりマイナー)。様々な国のブランドがあるので、内戦終結(1995年)とEU加盟(2013年)、と段階は踏んでいると思うが、外資の商品が入ってきたことをうかがわせる。
全般的にクロアチアで残念だったのは、クロアチア産が少ない事。私が見たKONZUM(クロアチア自国のチェーン)、SPAR(本社オランダの世界チェーン)、LIDL(本社ドイツの世界チェーン)では、パッケージされている商品のおおよそ8割は外国産もしくは外資の製品だった。
いかにもクロアチアっぽいパッケージデザインはないのか、と写真を見返してみて、恐らくこれはすごくクロアチアっぽい。くるんとした文字の70年風な感じとか、シズルイラストの生々しさとか。
希釈してソフトドリンクとして濃縮ジュース。ちなみに粉ジュースもまだまだ健在だった。
トイレットペーパーの向き、は新たに気になってきたテーマ。
棚の上でパッケージが天地逆に置かれていたのは棚入れした人がうっかりさんだったからだろう、が、着目点はそこではなく、袋の中のトイレットペーパーの向き。
袋の正面に対して、筒の断面が見える方式である。
日本は袋の正面に対してロールの紙面が見える方式。
東南アジアなどでは前者が多い。アメリカ、イギリス、フランスは後者。ドイツは両方あるようだ。さて、何の違いでこうなるのだろう。
ファンタのボトルのくびれがかなり下。
緑地に緑の文字で表示が読みにくい。フレーバー付きミネラルウォーター。
SPARはプライベートブランドのデザインがあまりいいとは言えないが、こう並ぶと壮観。エナジードリンク(こんなに種類がある理由は謎)。
クロアチアのお茶文化は正直よく分からない。お茶類の棚は紅茶が2種類くらいで、あとはハーブティーと緑の部分は緑茶。
アジアもの。
ヨーロッパでよく見るSAITAKU。いずれ取材してみたい。
フレーバー付きのミネラルウォーター。このボトルはカッコイイ!
アジアの伝統というよりは、周り回ってやって来た日本のスカジャンの柄っぽい。
味はライムとキワノ(ツノニガウリ)というパッションフルーツみたいなもの、のようだが、アフリカ原産らしい。いいのだろうか。
このミネラルウォーターの会社はクロアチア本社。この勢いで頑張れクロアチア!
以上です。