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韓国・釜山の公共デザインは分かりやすいかどうか
ライター渡部のほうです。

1泊2日で、韓国釜山へ。
韓国は多分3回目か4回目だが、ソウルだけじゃなく、ということで釜山(プサン)へ。
韓国はハングル語が分からないと、移動が難しいはず!
と思っていたが、意外に日本語、英語、中国語表記が多い。
こちらは地下道への案内。

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バス停。フラットスクリーンでバスの動向がすべて分かる様子。恐らくスマートフォンのアプリと連動しているのだろう。今回、バスは使わなかったが、アプリを入手してバスも自由自在に使いこなしてみたい。
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スクリーンの拡大図。
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とても高い地下鉄入口のサイン。よく見ると、英語、日本語、中国語が書かれている。

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地下鉄駅内。出口案内が分かりやすい。

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地下鉄内の路線図。乗っている路線(これは1号線)の説明だけの情報。これもハングル、英語、日本語、中国語表記、で観光客には助かるのだが、若干情報盛り過ぎで、見にくくなりそうな気配。
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ホームの床のタイルそのものがサイン。「←新平(駅)1号線」はこちら、と誘導。でもハングル読めないと分からない。
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地下鉄から、空港に繋がっている別の鉄道、釜山金海軽電鉄へ。通路の壁にこのサインが、
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ベルト状にずーっと駅に辿り着くまで続いている。これは親切。
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アプリに関して言うと、私は旅行事前に調べておかなかったのが悲しいところ。
Subway Korea」
ハングルと英語で対応している「Navar Map」
ハングルで対応している「부산 버스 (BusanBus)」
が便利という声。

ちなみに私の場合。2冊も買った韓国語会話集よりも、google 翻訳 app がかなり役に立った。iPhoneに向かって喋る、翻訳される、相手が読む(聞く)、相手がiPhoneに向かって喋る、翻訳される、私が読む、というようなちょっとまどろっこしい感じだが、会話集に載っていない言葉や物やシチュエーションは多いので、翻訳機というのは役に立つ。

とはいえ、やはりハングルが分からないと「うむむ…」というところも多い。
何かが危険だと訴えている感じは分かるのだが、何が危険なのだ。。。

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これも何かが危険、恐らく「滑りますよー」なのだろうが、ピクトグラムの人がまるで階段に寝そべり、心地よい感じに見える。全体的にピクトはヘタクソだなあ。(私の主観ですが)

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やっぱピクト、下手だよなあ…。これ、何かに寄りかかっちゃいけないよ、ってことなんだろうけど、どこに寄りかかれと…。「위험」は危険の意味。
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下手ピクトを見るのは別に嫌いじゃない。ホテルのエレベーターのピクト。車椅子レースにでも出るのか、この走り出しそう感。
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釜山自体、公共物以外の看板はほとんど韓国語のみなので、ハングル語が分からないと歩き回るのはちと辛いものがあるのだが、公共交通はかなり旅行者に優しい。
釜山の人達が皆、優しい(?)ので、分からなそうな顔をしていると、回りの人も集まってきて一生懸命助けてくれる。
また、観光客のよく行くお店では、日本語や英語や中国語(の全部、もしくはどれか)併記、お店の人も分かる範囲の日本語(私達に対して)で対応してくれるので、なんとかはなる。サインがカバーできないところはマンパワー、というのは、日本と似ている。

by dezagen | 2016-09-06 22:26 | その他
『これ、誰がデザインしたの? 続(2)』
渡部千春著、デザインの現場編集部編
美術出版社刊
04年以降の連載記事をまとめた2冊目の書籍。連載で紹介したアイテムのほか、名作ロゴやパッケージ、デザインケータイなどを紹介。
 
これ、誰が書いているの?
 
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