編集宮後です。
今週土曜日の蚤の市を前に、蔵書の整理をしていました。
自分がインターネット専門誌の編集者からデザイン雑誌の編集者になったのが1998年。それから約20年間分のデザイン雑誌、書籍となると、かなりの量があります。ざっと集めたところ、段ボール9箱分ありました。
雑誌は、自分がかかわっていた『デザインの現場』のほか、『広告批評』『WIRED』『STUDIO VOICE』など。どれも大事にとっておいたものですが、リアルタイムで読んでいない若い人に読んでほしいと思ったので手放すことにしました。
古本屋さんに引き取ってもらえないか聞いてみたんですが、「バックナンバーがあるので要りません」というお返事が多かったので、「それなら欲しい方にゆずりたい」と思った次第。ネットオークションで1冊ずつ売るのも面倒なので、まとめて放出します。大切にしていた本が本当に必要としている誰かの手に渡り、役立てていただけるのであれば、これほどうれしいことはありません(営利目的で転売しないでね)。
私が尊敬するデザイナーや編集者の方々も蔵書を提供してくださるそうなので、楽しみです。当日は売り場にいるので、気になる本があったら、ぜひ声をかけてください。当時のエピソードなど、要らん蘊蓄もセットにして暑苦しくお届けします。
好評ならば6月も開催しますので、お楽しみに。