ライター渡部のほうです。
先日のサッカー代表、ウルグアイ戦、は、書き起こし作業中であったので致し方なくテレビを消音にして、流し見していた。
(こういう仕事の仕方をしてはいけません。なぜなら結局は気が散って集中できないから)
サッカー中継を解説、音声なしで見ていると、ものすごく目が疲れる。
ピッチ上11人+11人が、バラバラに動いている(戦術上バラバラではないんだろうが)。
目が個々の選手を俯瞰して見ようとするので、とても疲れる。
そんな中で、ホンダのCMがすーっと目に入ってきた。
すーっと、というのは、こ映像の目線が一定だったからで、ほぼ真ん中一直線で左側に進んでいく。
歴代の名車を並べたもので、古いものから、新しいものに進んでいく。
Honda CM「負けるもんか(プロダクト)篇」
このCMのチョイスは非常にうまいと思った。
ハーフタイムは見ている側にも休憩の時間である。
気が高揚しているところを沈めるような映像を流すことで、印象を強くする。
同じ効果として、過去、ユニクロの出て来る人の喋り以外ほとんど無音、カメラも固定のCMがあって、あれも、がちゃがちゃと情報の多いテレビの中で非常に目立ったものである。
私自身このホンダのCMを見たのは初めてだったのだが、去年の4月に公開されたもの。
1年以上昔のCMを使うというのも昨今珍しいが、それだけ効果があるということだろう。
ただ、ナレーション付きで見直してみたが、メッセージ性はかなり強い広告なので、
何度もやってしまうと見ている人が疲れそうだ。
ここぞ、という時に出す、決め打ちの玉なのだな。
意外な時に、そこに来るの?と言えば、遠藤(サッカー選手ね)。
遠藤にはもう少し頑張って欲しいところだ。
昨日までの自分を超えろ。
昨日までのホンダを超えろ。
がんばれ、遠藤。