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nendoから学ぶこと
ライター渡部のほうです。

さらにnendoの話、と言ってもnendoが2002年にnendoを名乗る前の話。

彼らが学生時代、貿易会社と人材派遣会社を経営していた。
話を聞けば成り行きでそうなったらしい、とはいえ。
会社やってたという経歴が凄いね、なのではなく、学生のうちから、きちんとお金をやりとりする責任を持つ立場で社会に接していた、という点は、今の学生、あるいは私も学ばなければならないな、と思っている。

自分の大学時代を考えても、今大学で学生を見ていても、やはり日本では大学生と社会の間に大きな一線がある。
実際は一歩踏み出してしまえばいいだけのことで、アメリカなどは顕著だけれど、大学生だろうが中学生だろうが、始めたビジネスが一般社会に受け入れられることは多々ある。
学生時代からフリーランスとしてイラストレーターやフォトグラファーをやっている人も多くいる。

nendoのように起業するのはそれなりの才能とリスクが必須でもあるので、皆さんにお奨めというわけにはいかないが、せめてフリーランスとして社会に触れておいたほうがいい、と私は思う。
ちなみにアルバイトやインターンとフリーランスは違う。
アルバイトやインターンの場合、仕事の責任は雇い主にあるが、フリーランスは自分で仕事の責任を負わなければならない。
始めはアマチュアだから、ミスもあるだろうし、レベルも低い。
でも、実際の社会で自分の実力がどれくらいなのか、どれくらいのミスをすると、どれくらいのはねっ返りがやってくるのか、知っていて損はない。

『ネンドノカンド』www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093460897
 にも書いてあったけれど、どうせ社会に出てもミスをしてしまうのだから、早いうちにミス慣れしておいたほうがいい。

高評価が得られれば、それはそのまま自分の評価に繋がるのだから、これも全く損はない。
学校が不十分というのではない(学校には学校の役割がある)。
みんなにフリーランスになることを奨めているわけではない。
就活をして就職しても、学生時代の社会経験は活きるはずだ。

国を問わず、企業の規模、種類を問わず、様々なプロジェクトに次々と挑戦していくnendoを見ていると、若いうちから社会に接してきた経験も強みになっていると感じる。

ちなみに『ネンドノカンド』、えらい面白かった。
by dezagen | 2013-08-13 18:00 | デザイナー紹介
『これ、誰がデザインしたの? 続(2)』
渡部千春著、デザインの現場編集部編
美術出版社刊
04年以降の連載記事をまとめた2冊目の書籍。連載で紹介したアイテムのほか、名作ロゴやパッケージ、デザインケータイなどを紹介。
 
これ、誰が書いているの?
 
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