ライター、渡部のほうです。
フランスのチョコレート会社、ヴァローナはちょっと変わった立ち位置にある。
www.valrhona.co.jp
会社の基幹事業としては製菓材料としてのチョコレート製造なので、プロアマ問わずお菓子作りをする人には製菓材料としてよく知られたブランド。
一方でそのまま食べる完成品としてのチョコレート製造販売も行っている。
製菓材料として売られているものと、完成品としてのもの、70gタブレットを買ってみた。
(フレーバーは異なる。買った後に気がついたのだけれど、ちゃんと比較するなら、同じフレーバーのものを選べばよかった…)
なんで製菓材料としてのチョコレートも買ってみたかというと、バレンタインにチョコレートを贈られる側の男性陣に話を聞いてみると「ブランド名はほとんど知らない」「パッケージはこだわらない」と、贈る側にしてみればがっくりなことばかり言うので、じゃあ製菓用のそのまま贈ってみるというのはアリなのか?と考えたからである。
ちなみにヴァローナの製菓用フェーブ(空豆、もしくは豆の意味)シリーズは、そのまま食べてもおいしい。一口サイズなので食べやすい。しかも決してお安くない。グラム換算でもタブレットとほぼ同じお値段。
と、期待して、開けてみると、製菓用はこすれてしまってさすがにギフト用には向かないのだった。残念。
タブレットは箱装で、中は黒いプラスチックの袋にチョコレートが入っている。絶対光を通しませんよ!という(ことだと思われる)品質管理の厳しさを感じる。
フレーバーの文字とカカオの花をモチーフにしたシンボルマークは、フレーバー毎に色が異なり、パール系のインキを使っているので、光の当たり具合によって渋く光る。
自分の趣味ではないけれど、こういう硬派さには好印象。
ヴァローナもバレンタイン時期限定商品を出している。
アムール・ド・ショコラ
こちらは硬派はどこへやら、ピンクに金色のおリボンなのでした。