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チョコレート考17
ライター、渡部のほうです。

ダイソーの店頭に売られていたのでつい買ってしまった、明治ミルクチョコレートデラックス。

チョコレート考17_b0141474_4251299.jpg


2009年の明治製菓および明治ミルクチョコレートのパッケージリニューアル(ロゴデザイン:ランドーアソシエイツ)については、以前このブログで書いている。

http://blog.excite.co.jp/dezagen/12023968/

http://blog.excite.co.jp/dezagen/12024210/

この時は明治ミルクチョコレート、ブラックチョコレート、ハイミルクのパッケージを取りあげ、ひとつひとつがリニューアル後のロゴに合わせた丁寧なデザインリニューアルについて触れた。

しかし、そういえば、ミルクチョコレートデラックスについては触れてない。
亀倉雄策作品集を見ると、1961年〜1974年の間、亀倉雄策が手がけた明治のチョコレートとして4点セットの写真が出ている。

チョコレート考17_b0141474_4424296.jpg


明治ミルクチョコレート、ブラックチョコレート、ハイミルクの丁寧なリニューアルに比べると、ミルクチョコレートデラックスはなんだか新ロゴを置き直しただけ、という印象だ。
以前の亀倉ロゴのミルクチョコレートデラックスも3つ異なる書体を使っているが、ロゴのMeijiとMILK CHOCOLATEの文字はやや傾いており、また2つとも硬質な印象なので、割と整合性がとれている。de luxeの文字は細めで飾り文字的な扱いなので、それほど主張がない。
新ロゴは垂直でまるみのあるロゴなので、まろやか+固い+ストロークの飾り文字、とそれぞれの主張がありすぎ、要素が多すぎる。

ミルクチョコレートデラックスはダイソーでしか扱ってない、ほとんど一般流通してないに近いものらしいが、もう少し配慮があってもよかったのではないだろうか。
by dezagen | 2012-02-04 04:51 | プロダクト・パッケージ
『これ、誰がデザインしたの? 続(2)』
渡部千春著、デザインの現場編集部編
美術出版社刊
04年以降の連載記事をまとめた2冊目の書籍。連載で紹介したアイテムのほか、名作ロゴやパッケージ、デザインケータイなどを紹介。
 
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