ライター渡部のほうです。
昨日は展覧会など巡り。
まずは@bftで行われた「D.I.Y. DEPT. WORKSHOP」
http://www.shopbtf.com/at/tenran_diydept_GLS.html
とはいえ、当日ツイッター上で知り、突然行くも、思いっきり住所を間違えて新富町のほうに行ってしまったりということがあり、結果的にBob Foundationに挨拶して帰ってくるだけ、ということに。
倉科昌高、GELCHOP 、STRANGE OVER TONE、Bob Foundation、Peloqoonが、手軽にできるDIYを手取り足取り指導してくれる、というスペシャル企画だったのに…。好きなもの(コップもスコップも自転車も、どんなものでも)をBob Foundationのラッピングペーパーで包める、という企画だったのに…。
是非2回目希望…。
その後、三菱一号館美術館「トゥールーズ=ロートレック」展を周り
http://mimt.jp/lautrec2011/
六本木アクシスのnendoの展覧会。「PROJECTS 25 SPACES」へ。
http://www.axisinc.co.jp/gallery/
4階AXIS ギャラリーでは、近年のプロダクト作品25アイテムを展示。
B1Fシンポジアではインテリア/建築作品、25件の模型と写真を展示。
以下、4階の作品から。

non-slip birdhouse (2011年)
スエード調人造皮革「アルカンターラ」を使った鳥小屋。
アルカンターラという素材は摩擦力が強い=何かモノが触れた時に動かそうとすると抵抗力が強い。その力を利用して、背面にも鳥小屋にもアルカンターラを使うことで、お互いの摩擦で動かず、固定される、という不思議な状態を作ったもの。
と、かわいらしい作品があるかと思えば、こちらは結構がっつり男っぽい

一見、木のテーブル?と思いきや光を通す、アクリルによる「透明な木」の天板テーブル、transparent table。
小口も木っぽい。
年間何十ものプロジェクトをこなすnendo。今回はその中からピックアップしたものなのだけれども、素材も技術もスタイルもそれぞれ異なり、やはりその多彩さに驚く。
一貫しているのは、シンプルな驚きだ。
見て「えっ?」と思わせる驚き。「なぜ?」と聞けば、意外に簡単な技術だったりする。
意外な盲点というのは、メーカー側からすれば、失敗作に見られるからやらなかった、とか、そんなの常識的に無理じゃない?、とか、色々理由はあるのだろうけど、できあがった作品を見てみると、「わっ」と驚きのある、面白い作品に仕上がる。
nendoのすごさは常に驚かせてくれること。量をこなしていくうちにアイデアが枯渇しないものかと思うのに、全然枯渇しない。なんでなんだろう。