編集宮後です。
渡部さんのリポートをうけ、
こちらの状況もお知らせいたします。
地震が起きた3/11の午後、打ち合わせで外に居ました。
電車が止まったのでタクシーで青山に移動。
入稿物を受け取り、会社に戻ろうとしましたが、
電車、タクシーともダメで、歩いて自宅へ帰ることに。
皇居の周りは官公庁や大企業が多いので、
ヘルメット&防災袋を持った人多し。
みな黙々と家路につく途中でした。
結局東東京の自宅まで2時間半歩いて帰り、
週明けは普通に出社していましたが、
余震が続くとのことで16日に全社員自宅待機となりました。
というわけで美術出版社スタッフ全員、
携帯とメールで連絡をとりながら自宅作業をしております。
弊社制作部経由で入ってきた印刷所、製紙会社、取次情報です。
光邦、共同印刷、富士美術印刷さんなどの被害はほとんどないものの、
紙関係の倉庫が被害を受けており、用紙の出荷が遅れているそうです。
積んである紙の束が崩れてしまったため、用紙が使える状態かどうか
作業員の方が一山ずつ確認している状態とのこと。
取次については、3月刊行予定の書籍2冊、
『かみの工作所の本』『クリエイターのための独立ガイド[増補改訂版]』
は3月15日に取次に見本納品してきましたので、
3月25日配本予定で進んでおります。
取次が現在1日おきに配本している状態なのと、
配本したとしてもその先の流通が通常通りではないことから
通常よりも配本・刊行に遅れがでそうです。
会社は3月19〜21日に移転する予定でしたが、
4月に延期されました。
関係者の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、
何とぞよろしくお願いいたします。
http://www.bijutsu.co.jp/bss/