ライター渡部です。
香港滞在中に書けなかったのが悔しい、香港のデザインイベント市街で行われた「DETOUR」
www.detour.hk について。
2006年から続いているイベントで、市街のショップやカフェなど、約50カ所を使って展示。日本で例えると、昔あったデザイナーズブロックに近い(実際、黒崎輝男さんもプロデューサーとして参加してるし)。
今年は大幅にグレードアップ。メインの会場は旧刑務所。
檻房だったり、建物の隙間だったりに展示。いくつも棟があり入り組みまくっているので、後で聞いたところ見逃したものもあったらしいが、いくつか気になったものをピックアップ。
無印良品の「じぶんでつくる紙管こどもイス」を使い、香港、日本から約50名が参加した「We Love My Chair」。ざっくり言って日本勢は基本の形を活かしているのに対し、香港勢はほとんど原型をとどめないほどにやりたい放題なのが面白かった。
こちらは香港のアーティスト Graphic Airlinesの作
www.graphicairlines.com
香港の地元で養蜂、蜂蜜やキャンドルを製造する「Hong Kong Honey 香港蜂蜜」の、キャンドル作りワークショップ。左端の男性がデザイナーのマイケル・レオンさん。
↑こちらは最近、私の一押しであるので、後日詳しいレポートを。
アクセサリーを作っているKaleodoskopie
http://kaleidoskopie.com の、カレンダー。
牛乳瓶の形を起用し、陶器のアクセサリーを作っている LPLUSTEN
www.jplusten.com
Detourと同じ敷地内、旧警察署のほうで行われていた「First Photograph of Hong Kong」展。
www.hkphotofest.org/eng/events_canon_presents_first_photographs_of_hongkong.html
家か回廊かを模した展示台がナイス!と思い、スタッフの人にインテリアデザイナーを聞いたところ「後で連絡します」と言われたものの、全く音沙汰がない。写真展なのに光源がバラバラだったり(意図したとしても変)とか、詰めが甘いのは香港ならではでもあるのだけれど、その分振り切りのパワーとか瞬発力とかは日本より断然高い感じにしびれる。