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桑沢デザイン研究所+東京造形大学 SO + ZO 展
ライター渡部です。

本日13日(土)から28日(日)まで、bunkamuraと桑沢デザイン研究所にて「SO + ZO 展」が行われている。

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桑沢デザイン研究所、東京造形大学の創設者桑澤洋子(1910〜1977)氏の生誕100年を記念し、桑澤氏、及び両学校の出身者121名、作品約300点を展示し、その功績を回顧するもの。浅葉克己、内田繁、長友啓典、倉俣史朗、沖健次、梅田正徳、舟越桂、高梨豊、植田いつ子、諏訪敦彦、吉岡徳仁(敬称略)といった、ビッグネームが並ぶ。単なる学校の回顧展というよりは、1960年以降モダンデザインを切り開き、挑戦、拡大し続ける日本のデザインを振り返る展覧会と言える。
展示監修を行った内田繁氏の、陰影使いも見物。

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桑澤洋子氏のファッションデザイン。

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大橋晃朗氏の椅子他

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眞田岳彦氏のテキスタイル作品他。

と、冷静に書き始めたものの、東京造形大学卒業生でもある私としては、普通の回顧展のように冷静には見れず、というのも、皆さん大先輩、あるいは学生時代の先生(一部同級生)。
ああ、偉大な先輩がおられるのに、後輩がこんなですいません!学生時代、怠けていてすいません、といった、冷や汗をかきながらの観覧だった。

母校というのは、いまだ冷静に距離を保って見ることが出来ないものの、振り返ってみると、東京造形大学はカリキュラムの組み方にしろ、課題の提出頻度にしろ生徒の裁量に任されている部分が多く、随分と自由な大学で、そのため、自分では「怠けていた」と感じてしまうのだけれども、その自由に任された時間の中で「自分は何がしたいか」を色々考えさせてくれる学校だったと思う。

それにしても、あんなに緊張したのは久々だったかも。冷や汗でまた風邪…。

デザインの時代、アートの息吹
桑沢デザイン研究所+東京造形大学
SO + ZO 展
「未来をひらく造形の過去と現在 1960s→」

会期 2010年11月13日(土)-11月28日(日)開催期間中無休
開館時間 10時―19時 ※入館は閉館の30分前まで
開場 Bunkamuraザ・ミュージアム
入館料一般800円大学生・専門学生500円

第2会場 桑沢デザイン研究所 1階ホール

詳細はこちらで
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/shosai_10_sozo.html

by dezagen | 2010-11-13 06:49 | 展覧会
『これ、誰がデザインしたの? 続(2)』
渡部千春著、デザインの現場編集部編
美術出版社刊
04年以降の連載記事をまとめた2冊目の書籍。連載で紹介したアイテムのほか、名作ロゴやパッケージ、デザインケータイなどを紹介。
 
これ、誰が書いているの?
 
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