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ファインペーパーがちょっとわかる展5のDM
ライター渡部です。

宮後さんの「ファインペーパーがちょっとわかる」展レポートに引き続き、
展覧会の案内状について、ともう少し。

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水色の封筒(使用紙:マーメイド アイス 四六判Y目 110kg)の中に
展覧会でも使われている家キット
(壁 トラックGA スノーホワイト 四六判Y目 170kg
屋根 OK ACカード まあか 四六判T目 222kg)
と、展覧会の詳細カードの裏に地図の絵
(ハンマートーンGA 苔 四六判Y目 170kg)
と、非常にかわいらしいもの。

かつ、封筒の裏面にはテーマの「いろいろな色紙」に合わせ
色のバリエーションのあるファインペーパーを列挙(写真で見えるかな?)。
実際に展示に使われているものにチェックマークを付けている、
という親切ぶり。

「これ、誰がデザインしたの?」
と、竹尾さんに聞いてみたところ、
新村則人氏、とのこと。
実は、年に1回の「ファインペーパーがちょっとわかる」展は、
初回から今回の5回目まで、すべて案内状だけではなく、
展覧会の展示、全体のディレクションを新村氏が手がけている。

ファインペーパーがちょっとわかる展5のDM_b0141474_0411889.jpg


竹尾のページでは第2回からの展示内容、案内状や来てくれた人へのプレゼントが見れる。

(2006年、1回目のテーマは、6種類の仕上げ)

2回目 光る紙と透ける紙
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/200704.html

3回目 厚い紙と薄い紙
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/200803.html

4回目 あれも紙 これも紙
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/200905.html

5回目 いろいろな色紙
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/201004.html

内藤プロセスから印刷加工の協力を仰ぎ、
紙の組み立て式金の延べ棒を作ったり、
紙質と印刷を駆使したドーナツと油染みを作ったり
持って帰って役に立つサンプルを作ったり、
と、豪華絢爛、懇切丁寧な企画。

「ファインペーパーを知ってもらう展示をしたい、
という話を竹尾さんからいただいたのが最初です」
と新村氏は説明する。
「竹尾さんは、親しみをもってもらいたい、使ってもらいたいという希望がありました。
理解してもらう、ということが重要なのですが、
深く説明しすぎると、難しいと引かれてしまうかもしれない。
なので〝ちょっと〟分かる、にしたんです。
僕自身紙オタクじゃないから、分からないことが多い。
自分で分からないことは他人に分からないんだから、
僕が分かる範囲の〝ちょっと〟でいい、と」

この〝ちょっと〟がつまり、5回それぞれのテーマとなっているが
展示では難しい説明はせず、
色紙の説明の今回も、作り方の経緯を簡単に説明している
(簡単に説明するのは簡単なことではないが)

「展示をどうするか、は毎回竹尾さん、見本帖本店のスタッフと相談しながら決めています。
家がかわいいんじゃないか、という提案は(新村デザインの)スタッフから。
海外の家だと屋根は色んな色があると思い、家の模型に決めました。
屋根は印刷をしないファインペーパーそのままで
全種類違う紙、色を使って762個を用意して、
会場に入ると色のバリエーションがこんなにある、とぱっと見て分かる」

瞬間的な視覚効果に長けているのは、さすがに広告を長く手がけてきた新村氏ならでは。

「来てみてよかった。楽しかった。ちょっと分かった。これでいいんです」

案内状が届いた段階で、このカワイイ家なんだろう、とワクワクさせる。
案内状に入った家も屋根は赤で統一しているが、
壁のデザインは5種類。そのどれかが案内状に入っているので
うちに来たのはどれかな?と展示会場で探してみるのも楽しい。

ちなみに今回の来てくれた人プレゼントは色紙の上のオフセット印刷チャート。
54種類のYMC掛け合わせが、色紙の上でどのように出て来るのかが分かるもの。
紙印刷に携わる人にはかなり役立つおまけだ。
展示は7月30日(金) まで。詳細は上のサイトで。
by dezagen | 2010-07-15 22:21