ライター渡部です。
こちらも
「Simplicity in Product Packaging – 80+ Examples」からのネタ。
NY、ブルックリンに2009年オープンしたグローサリー兼カフェ兼レストラン
「Brooklyn Fare 」のVI。
www.brooklynfare.com/
Steven Jockisch氏がMucca Designという事務所に勤めていた時のお仕事。
CD Matteo Bologna氏の他、Andrea Brown氏、 Eric Romeo氏 、 Darren Farrell氏らとの共同制作。




この場合、非常にシンプルにまとめているのは、
グローサリー、カフェと雑多なものがあるだけに、
シンプルであるほうが、商品自体に目が行き届きやすい配慮からだろう。
カップに「これはスモール、ミディアムじゃないよ」
紙ナプキンに「顔のスマイルも拭いちゃって」
カードに「鮮魚、軟体動物、とスポンジ」とか
(最後のは多分パッケージされた魚介類の下に敷いてあるスポンジのことだと思うが)
ちょっとヒネリを聞かせたコピーを添えている。
フォントはこのために作ったオリジナル「Fare Serif」。
「メッセージが中心で、文字からもフレンドリーな雰囲気を伝えたかった。
オリジナルフォントにすることで、記憶に残る大切感を出した」
とJockisch氏。
また、3色のカラーバリエーションは、
緑は店全体、オレンジはコーヒー、ベーカリーと肉類、ブルーグリーンはシーフード、
と意味分けしている。
Steven Jockischへのコンタクトは以下の通り。
3 South Elliot Place. Ste. 2
Brooklyn, NY 11217
(612) 229-4455
www.stevenjockisch.com