(最後に追記があります)
編集の宮後です。
先週、丸ビルで開催されていた
「Takeo Paper Show 2010」に行ってきました。
「感じるペーパーショウ」と題された今年のショウは、
山口信博+緒方慎一郎+山中俊治さん3名のディレクション。
「紙とは何か?」という原点に立ち返るような展示が
印象的でした。

細く長いエントランスを抜けると、
紙漉きのデモンストレーション、
未来の新聞の形、折型などの展示が続き、
最後の部屋にどーんと巨大な紙のロールが。
今年の展示は、新しい情報を得るとか、
何かグッズをもらうとか、ではなくて、
その場で紙を「感じる」展示だったように思います。
そして会場を出たところに新製品のブースがありました。
ペーパーショウは終わってしまいましたが、
4月30日まで
竹尾見本帖本店に
新製品の紙が展示されているそうなので、見逃した方はぜひ。
極薄紙「カラペ」にメタリックな加工を施した
「カラペラピス」がきれいでした。
これ誰ファンにはこちらを。
発売当時の「マーメイド」(1956年)と
「パミス」(1960年)の見本帳です。素敵。
これ、誰がデザインしたの?
教えて、竹尾さん!
(4/20追記)
と書いて、Twitterでつぶやいてみたら、
竹尾さんからお返事をいただきました!
初代「マーメイド」と「サーブル」の見本帳のデザインは
原弘さん。「パミス」はわからないそうです。
謎が解けて、すっきりしました。
ありがとうございます!
文/宮後優子