エキサイトイズム エキサイト(シンプル版) | エキサイトイズム | サイトマップ
タカナシ乳業
 日本の牛乳パックには牛が少ない、寂しい、ということを以前書いたことがある(『続・これ、誰がデザインしたの?』に収録)。最近店頭で見かけた牛乳で、いいと思ったのがこれ。

タカナシ乳業_b0141474_23573115.jpg


 タカナシ乳業の「さわやかな朝」。ばっちり牛である。並べると、手前から二番目の牛がつながって見える。デザインを手がけたのはタカナシ乳業社内、商品開発室デザイン担当の横田美和子さん。

 タカナシ乳業では「小さいお子さんにも認識してもらえるよう、牛の絵を使っています」とのこと。そういえば、他社に比べるとパッケージにおける牛頻度が高い。例えば最近出た「ごちそうミルク」

タカナシ乳業_b0141474_2359021.jpgタカナシ乳業_b0141474_001147.jpg

 あけぐちのところに牛。心憎い。


 かなり堂々とした牛がインパクトある「低温殺菌牛乳」は昨年リニューアルしたそうだが

タカナシ乳業_b0141474_011577.jpg
タカナシ乳業_b0141474_013241.jpg



 新(左) 旧(右)。あれ?どこが変わったのだろう、というと、キャッチの部分。タカナシ乳業はあまり広告など打たないため、パッケージから情報を読み込んでもらうことが重要。朱色部分のキャッチコピーを変え、より自然な状態に近いおいしさを強調した。

 「低温殺菌牛乳」は91年に発売された当初のデザインを踏襲しデザイナー名は分からないとのこと。残念!

つづく!
by dezagen | 2009-05-09 11:15
『これ、誰がデザインしたの? 続(2)』
渡部千春著、デザインの現場編集部編
美術出版社刊
04年以降の連載記事をまとめた2冊目の書籍。連載で紹介したアイテムのほか、名作ロゴやパッケージ、デザインケータイなどを紹介。
 
これ、誰が書いているの?
 
カテゴリ
検索
以前の記事
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

XML | ATOM

会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ