凸版印刷のプリンティングディレクターと
グラフィックデザイナー4人がコンビを組み、
新しい印刷表現の実験を行う試み「GRAPHIC TRIAL」。
オフセット印刷の可能性を追求すべく、デザイナーが考えるアイデアを
印刷のプロであるプリンティングディレクターが
その名誉をかけて印刷で再現するという、いわばガチンコ勝負です。
デザイナーの方々は普段の仕事ではなかなか試せない実験的な試みができるし、
プリンティングディレクターの方々はデザイナーからの高度な要求に応えることで
技術がさらに高められるという一石二鳥なこの企画。
今年も例年に負けず劣らずのすばらしいポスターが展示されていました。
この会場写真は、4月24日(金)開催初日の
オープニングパーティーで撮影したものです。
(写真には誰もいませんが、この背後にはたくさんの方々が…)
『デザインの現場』でも、その印刷過程を取材し、
詳細な記事にしていましたが、もうその必要もありません。
展覧会開始前から凸版印刷のウェブサイトで
デザイナーとの打ち合わせの様子や印刷実験の様子が
ほぼリアルタイムで紹介されていたからです。
主催者が運営しているサイトなので、その情報は正確かつ最速なわけです。
いやはや、恐れ入りました。
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/gt/report/
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/gt/index.html
>GRAPHIC TRIAL 2009
展覧会は7月26日まで印刷博物館P&Pギャラリー(飯田橋)で開催。
作品現物を見に是非会場へ。今回のトライアルをまとめた小冊子ももらえます。
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/graphictrial/2009/