ブレラ美術館にKiss |
「モンテフェルトの祭壇画」が観たくて「Pinacoteca di Brera(ブレラ美術館)」に行きました。
想像以上に大きく圧倒されます。
初めて間近見たピエロの絵は無表情な面持に淡く清涼な色彩で、厳粛な中にも深い神性を感じさせる崇高さ。
中央で幼子イエス・キリストを抱く端正な聖母マリア。
背後にぐるりと立つのは複数の聖人たち。
画面右下で跪いているのは、この祭壇画を寄進したモンテフェルトロ公だそうです。
天井からぶら下がっている卵はイエスの誕生。幼子イエスが胸にかけている珊瑚の首飾りは復活を暗示しているそうです。
深い憂いに沈むマリアには「ピエタ」の姿がかさなります。
この美術館で、印象的だったのは19世紀イタリアの画家フランチェスコ・アイエツの傑作『接吻(キス)』。
中世風古城の階段の片隅(踊り場)で情熱的に接吻を交わす若い男女の姿を描いたこの作品には、思わず引き込まれる魅力がありました。
ラファエロの「聖母マリアの結婚」は、ペルージャで修行してい21歳の彼が1504年に描いた作品とか!? 流石凄い才能におののきます!
カラヴァッジョ(1573~1610年)「エマオの晩餐」
キリスト復活が主題の臨場感あふれるこの絵画はエマオの巡礼者たちが、食卓を共にした人物が復活したイエスだと気づいた瞬間の聖書の一場面だそうです。
イタリアの薄幸の画家モディリアーニ(1884年 - 1920)も♪
ジョルジョ・モランディ(,1890 - 1964)もあって感激!あの重厚なタッチが、スモーキーカラーの深い静謐な世界をかもしだすのですね。
中央中庭の「アントニオ・カノーヴァ」のナポレオン像に見守られ若きアーティストが巣立っていくのですね♪
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